グレイファントムは、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する架空の艦艇。地球連邦軍所属のペガサス級強襲揚陸艦であり、準ホワイトベース級強襲揚陸艦にも分類される。G-4部隊(G-4実験部隊)に所属しており、部隊指揮官はスチュアート少佐。また、モビルスーツ (MS) 部隊としてスカーレット隊が所属している。
グレイファントムは、ペガサス級強襲揚陸艦の5番艦である(ただし、OVAの設定ではホワイトベース級強襲揚陸航宙空母である)。さらに準ホワイトベース級強襲揚陸艦でもある。
艦籍番号(ハルナンバー)はLMSD-76とされるが、これはMS搭載強襲揚陸艦としての設定である。講談社発行の書籍『機動戦士ガンダムMSVコレクションファイル 宇宙編』(1999年)によって付けられたものであり、それ以外の資料で明記されたことはない。
なお、本艦の艦名は当初トロイホースであったが、大日本絵画発行の雑誌『月刊モデルグラフィックス』1989年4月号に「トロイホース改めグレイファントム」とする記述がある。また、部隊マークのTHはその略。後述するSCVA-73 トロイホースとの関係ははっきりしておらず、同一艦であるとも別の艦であるともいわれる。
準ホワイトベース級(改ホワイトベース級、サラブレッド級、改ペガサス級、ホワイトベース級準同型艦と表記されることもある)は、ホワイトベース級4番艦であるSCVA-72 サラブレッドが1番艦である。以降、2番艦SCVA-73 トロイホース、3番艦スタリオン、4番艦アルビオンなどが存在する。
グレイファントムが何番艦であるかは不明である。講談社発行の書籍『機動戦士ガンダム0083 MS WARS』134頁にはトロイホースがペガサス級4番艦(改ペガサス級1番艦)、グレイファントムがペガサス級5番艦(改ペガサス級2番艦)とあり、サラブレッドは存在しない。このうち、一年戦争中に完成したのはサラブレッド、トロイホース、グレイファントムのみ。
また、準ホワイトベース級と呼ばれる艦は、基本的にその艦ごとに仕様が異なり、外見にも差異がある。特にネェル・アーガマに関しては、本来正規軍ルートで後継艦として建造されたものでもない。講談社発行の書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』では本艦を「ホワイトベース準同型」ではなく、「グレイファントム型」として分類している。