デュオ・マックスウェルは、アニメ『新機動戦記ガンダムW』および『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場する架空の人物。
MSパイロットとしての卓越した腕と共に、セキュリティ破りのプロフェッショナルであり、瀕死の重傷を負い、病院に拘束されていたヒイロを助けたのが、仲間になるきっかけであった。人懐っこく陽気で社交的な性格だが強情な面があり、なにかと貧乏くじを引かされることも多いが裏を返せば、そのために陥った苦境からも必ず生き残る実力と強運の持ち主ともいえる。本名は不明、デュオという名前の由来は、ある時出会った浮浪児たちのリーダー、ソロ(独奏)の「死んでもずっと一緒にいる」という遺言で、その時から「デュオ(二重奏)」という名前を名乗るようになり、「マックスウェル」の姓は自分が世話になっていた教会の名前からとった。
自ら「死神」と名乗るのは、地球圏統一連合の反体制派掃討作戦に巻き込まれて自分が育った教会が焼き討ちにあった時(この事件は非常に有名で「マックスウェル教会の悲劇」として人々に記憶されるようになる)や、その後プロフェッサーGと出会い、ガンダムのパイロットになるまでに、夥しい数の屍を見てきたという経験、そして「奇跡というものは見たことが無い」ためである。自称通りの死神を思わせる黒衣のモチーフは、かつて世話になった教会に敬意を払う意味からか、牧師の服からきている。
オペレーション・メテオが発動されると、「相棒」と呼ぶ機体ガンダムデスサイズで地球へ降下する。地球降下後は太平洋上のサルベージ船の船長で、かつてはトールギスの開発にも関わった技術者でもあるハワードの協力を受け、任務を遂行していく。同じガンダムパイロットの中ではヒイロ・ユイと最初に出会い、その最初の対面ではリリーナ・ドーリアンを殺そうとするヒイロの行動を阻止したが、必要以上にヒイロをいたぶってしまったことから、リリーナからは逆に非難されてしまう。
地球圏統一連合の医療施設からヒイロを脱出させた後は、彼の無茶な行動に驚き呆れながらも行動をともにするが、ウイングガンダムの修理にデスサイズのパーツを勝手に抜き取られてしまう。OZのトーラス輸送襲撃作戦が失敗した後はカトルと共に行動し、コロニーを懐柔して取り込もうとするOZの企みを知らせようと、シンガポールの基地から宇宙に上がる。しかしヒイロと違ってモビルスーツを捨てずにHLVに載せていたため、宇宙で漂流中にOZに発見されてモビルドールのトーラス部隊の前にあえなく捕虜になってしまう。この際自爆スイッチを押すが、回路の故障で自爆できずに終わった。