ドモン・カッシュは、テレビアニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する架空の人物。ネオジャパン代表のガンダムファイターで、本作の主人公である。
ネオジャパンコロニー出身のガンダムファイターで、コロニー格闘技の覇者たる証キング・オブ・ハートの紋章を右手に持つ。
ガンダムファイト時の補佐パートナーは幼馴染のレイン・ミカムラ。ファイティングスーツは胸部に日本の日の丸があしらわれた黒地の物を着用。戦いの時は熱くなるが、普段は寡黙で無愛想かつぶっきらぼう。しかし、自分を非難した人間を助けるなど根は優しい。歴代主人公の中で初の成人であり、テレビシリーズでは唯一の(第1話時点からの)大人の主人公でもある。作品の序盤では不器用で自分をうまく表現することの出来ない男だったが、数々の出会いと戦いを通じ成長していく。
科学者の家庭に生まれ、8歳の時、エリート校への進路を父に勝手に決められたことをきっかけに家出し密輸船に密航するも、乗り合わせていた犯罪者たちに見つかって監禁されていたところを東方不敗マスター・アジアに救われる。ドモンは一度親元に保護される。十歳の頃にマスター・アジアに師事し、十年をかけ流派東方不敗を体得した。修行を積み武闘家として成長したドモンに、マスター・アジアは自身のキング・オブ・ハートの紋章を授け、その直後に姿をくらます。そして、ドモンは10年もの間留守にしていた故郷・ネオジャパンへようやく帰るが、そこでネオジャパンの軍人であるウルベ・イシカワ少佐から衝撃的な話を聞かされる。
父ライゾウ・カッシュは地球環境再生のためにアルティメットガンダム = デビルガンダムを製作したのだが、その一方で兄キョウジ・カッシュはその完成したガンダムを兵器として使用し、この宇宙のコロニー連合と地球を制圧しようと計画していたというのだ。ウルベ少佐率いるネオジャパン軍はそれを阻止しようと踏み込んだが、キョウジはまだ完成したばかりのデビルガンダムに乗り込み包囲網を強行突破し、ネオジャパンコロニーを脱出したのち地球へと落下していった。この戦闘の際に、母ミキノ・カッシュはキョウジの巻き添えとなり死亡。また、ライゾウも共謀したものと見なされ、その友人であり共同で研究開発をしていたミカムラ博士の取りなしで死刑は免れるも、国家反逆罪で永久冷凍刑に処せられた。一方、地球へと落下したデビルガンダムは激しく損傷したとはいえ、復活することが予期された。しかし、地上の統治権は前ガンダムファイト優勝国のネオホンコンにあるため、ネオジャパンがうかつに手を出すことは出来ない。そこで4年に一度地球上を自由に動けるガンダムファイトを利用して、デビルガンダムをキョウジの手から取り戻すことが計画される。