OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するMS。MS-14Fの指揮官仕様。プラモデルHGUCでの商品名は「ゲルググマリーネ シーマカスタム」となっている。
シーマ艦隊を率いる、シーマ・ガラハウ中佐の機体。隊長機の証ブレードアンテナを備える。「マリーネ・ライター」という愛称で呼ばれていた。カラーリングは紫の胴体とカーキの四肢。専用武装として貴重な大型ビームライフルを装備し、頭部にはバルカン砲を内蔵している。防御装備としては、覗き穴つきの大型シールドを携行。大型シールドは第5話でジム・キャノンIIが発射したビームキャノンの直撃で消失し、以後は補充されない。機動性の改善としてスラスターの追加、稼働時間の確保にプロペラントタンクを一般機の倍の4基装備している。
なお、Fs型は劇中登場したシーマ機以外には確認されていないため、上記の特徴がFs型全般に見られるものなのか、シーマ機用に独自に改修したものかは不明。そもそもFs型自体がシーマ機1機のみのワンオフ機体であった可能性もある。
第5話および第8話に登場。ジム・カスタム(モンシア中尉機)を翻弄し、サラミス級巡洋艦「ナッシュビル」を一撃で撃沈。「陸戦装備のまま宇宙戦に出る」というコウ・ウラキの愚行に乗じたとはいえ、GP01を圧倒、半壊に追い込んだ。もっとも、ビーム・ライフルが何発命中しても爆発しないGP01の装甲に手を焼かされ、シーマ中佐は焦りを見せる。この後、バニング大尉の参戦と僚機の喪失により撤退する。
第8話では、GP01Fbと交戦。その後バニング大尉のジム・カスタムと交戦し、大型ビームライフルを失う。一方、発射した110mm速射砲弾がジム・カスタムの腹部に命中。ジム・カスタムは帰還途中に爆発し、バニング大尉は死亡する。この戦闘を最後にシーマがガーベラ・テトラに乗り換えたため、映像内からは退場する。小説版ではガーベラ・テトラは登場せず、最後までこの機体に乗り続ける。第8話で失ったビーム・ライフルも補充される。
漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、シーマがガーベラ・テトラに乗り換えたため、クララ・ロッジに譲られる。