リガ・ミリティアの新たなフラッグシップMSとして開発されたVガンダムの後継機であり、宇宙世紀0153年に至るまでの技術を結集した最高性能のモビルスーツ。2機のコア・ファイターがワンオフ仕様で完成している。「史上最速のモビルスーツ」、「宇宙世紀が生んだ究極のモビルスーツ」、或いは「宇宙世紀史上最強の機動兵器」と評されており、宇宙世紀時代における最強の「ガンダム」と言っても過言ではない。
ザンスカール戦争において、圧倒的な戦力数の差を覆せるだけの性能で戦局をリガ・ミリティアへ傾けるという、文字通りの戦略級機動兵器として戦場を翔けている。優れたパイロットが引き出したその絶大な戦闘力によって、一機のモビルスーツながらも戦争終結の原動力のひとつとなった。
これほど高度なモビルスーツを開発するための技術を、リガ・ミリティアが単独で入手・使用できるはずもなく、背後には戦況がリガ・ミリティアに有利と見て、より積極的に支援に出たアナハイム・エレクトロニクスとサナリィの存在がある。また、リガ・ミリティア創設期のメンバーでもあるミューラ・ミゲルが開発に関わっているともされる。
Vガンダムと同様にコア・ファイターとハンガー、ブーツで構成される分離合体機構を持ち、各パーツや武装も一定の互換性が保たれている。一方で、コア・ファイターのメインスラスターに革新的な推進機関「ミノフスキー・ドライブ」を採用しており、従来の推進剤によるスラスターをメインに使用する機体をはるかに凌ぐ加速性・機動性を発揮する。当初はVガンダムのメインスラスターをジェネレーターごと換装する「セカンドV」プランが進行していたが、機体がミノフスキードライブの出力に耐えうる設計ではなかったため、改めて本機が新規設計された。実機の製造は月面で行なわれ、サナリィの施設提供とアナハイム・エレクトロニクスの出資を受けたとされる。
V2ガンダムの最大の特徴として、ミノフスキードライブの出力上昇とともに背部に出現する「光の翼」がある。これはドライブユニットに封じ込めきれなかったミノフスキー粒子が放出されたものであり、荷電粒子ビームとして振る舞う性質を持つ。この状態は、そのまま巨大なビーム・サーベルとしても機能し、最大1キロのビーム帯を発生させる事すら可能としている。また、ミノフスキードライブは展開時に磁場帯をも発生させているため、接近すれば電子機器に対する影響が発生。逆に光の翼そのものがIフィールドによる干渉を受けるリスクも存在する。