コードネームの「ガーベラ」はキク科のハナグルマの意で、花言葉は「神秘」。開発は試作2号機と同じく第2研究事業部が携わっている。塗装はステイメンに近い塗り分けのトリコロールだが、ソール部は赤とされることもある。
本計画ではAE社から複数の設計案が提出され、それを検討する形を採っており、そのため机上のプランとして設計段階まで進められていた機体もいくつか存在する。計画初期の段階で、格闘・白兵・突撃・強襲といった戦術に対応する宇宙用の機体も提案され、開発が開始されるが、コンセプトが試作1号機と一部重複するため早い時期にペンディングとなり、制式に型式番号は与えられずに終わる。フレーム・ユニットだけは完成していたという一部関係者の証言もある。
その一方で、本機はペンディングされずにステイメンと同時期に完成していたとする資料もある。連邦軍開発本部の承認手続きを間近に控えるうちにデラーズ紛争が勃発、機体はAE社に留保される。コーウェン中将更迭の報せを受けた同社首脳部は本計画の解消を察知し、本機を解体状態(メイン・フレームと外装はすべてトライアルごとの分解点検の対象であった)のまま分散移送させ、連邦軍本部への納入停止を決定。また、軍部で事態収拾を図る動向が見られた時点で開発データのすべてがメイン・コンピューターからバックアップごと消去されている。これは当時のCEOであるメラニー・ヒュー・カーバインの即断によるものとされ、社内研究機扱いとして予算を組み直すための緊急避難的措置である。
本機のコンセプトは対MS戦闘における「最強」性であり、白兵戦に主眼を置いている。両肩には試作2号機と同様に大推力のスラスターが装備されるが、2号機と異なり単発式でいくぶん小型のものとなっている。
OVA『GUNDAM EVOLVE 4』では、GPシリーズのデータの中に本機の二面図(およびスペック)が登場する。
スマートフォンゲームアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』のイベント「0083 ペッシェ・モンターニュ ~星屑たちに花束を II~」では、0083年に実機が完成したことになっており、ペッシェをテスト・パイロットとしてラビアンローズを拠点にトライアルをおこなっている。電波ジャックによるデラーズ・フリートの宣戦布告直後にラビアンローズを襲撃するシーマ艦隊のMS隊を迎撃するため出撃、シーマのゲルググMと一騎討ちとなるが、連邦軍パトロール艦隊からの停戦命令を受け終了となる。この戦闘の際に、シーマはコックピット内で本機は自分がもらうことになっている旨の発言をしており、その後ペッシェに出頭を命じたオサリバン常務も、「寝返り」の代償として本機をシーマに譲渡する予定であることを打ち明けている。
アニメ『SDガンダムフォース』では、本機をモデルとした「マドナッグ」が登場する。