Ez8は「Extra-Zero-8」(08小隊特別機)の略である。機体名の由来は第二次世界大戦期のアメリカ戦車・M4シャーマンの後期生産型であるM4A3E8、通称イージーエイト。また敵の器材を材料にした増加装甲を使うアイディアはT26E4スーパー・パーシングからであることを、デザイナーが雑誌『B-CLUB』のコラムで語っている。
アプサラスIIとの戦闘により中破した極東方面軍コジマ大隊第08MS小隊長シロー・アマダ少尉の機体を大規模改修したもの。陸戦型ガンダム自体が品質検査に適合しなかった余剰パーツで建造された機体であったため、戦線での補修用パーツの供給は十分でなく、改修には陸戦型ジムのパーツや現地調達の各種ジャンクパーツなどが利用された。本機はそのような現地改修機の一つである。その際は破損部の補修だけでなく、戦闘データやシロー・アマダ少尉の意向も反映し、より地上戦に適した改装が行われている。
機体の改修作業は2週間ほどで完了した。頭部V型アンテナは密林において破損し易かったことから、ロッドアンテナに変更。この部位も他の兵器の流用となる。陸戦型ガンダム同様に肩部アーマーにはスリングバーを設けている。ここにパラシュートパック用のベルトを取り付け可能。また、ランドセルは外観こそノーマルと変わらないものの、推力が強化されている。改修により材質のグレードが低下している箇所もあるが、装甲形状の単純化により軽量化と対弾性、整備性の向上が図られている。
デザイナーは山根公利。また、本機のパイロットであるシローを演じた声優の檜山修之は、一番好きなMSにEz8を挙げている。
シローの乗機としてジオン公国軍秘密基地攻略作戦に参加し、グフカスタムとアプサラスIIIを撃破するが機体は大破、シローは行方不明となる。