雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場する、地球連邦軍のMS。名称の「ヌーベル」とは、フランス語で「新しい」を意味する。
ジムIIのさらなる性能向上を目指し、ガンダムMk-IIの設計の一部を取り入れたジムIIIには、ジムIIから改修できる規格をもつ上記のものとは別に、完全な新規製造機が存在した。後者のタイプを、区別のためにヌーベル・ジムIIIと呼称している。
このヌーベル・ジムIIIはジェネレーターがより強力なものに変更され、それに伴い胸部の排気ダクトがパワード・ジム、ネロのように4つに増設されている。また、頭部はバルカンの総弾数とセンサーを強化した新設計のものとなっている。このため、ジムIIからの改修機であるタイプのジムIIIと比較してガンダムMk-IIの簡易生産型と呼べるまでに性能は向上している。のちにネモと同型のジェネレーターに換装して製造コストを下げた後期生産型が作られ、第二次ネオ・ジオン抗争に至るまで主力機として運用され続けた。バーザムという、別系統で開発されたガンダムMk-II系量産機とは好対称の機体である。
『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』では、マリアナ基地の「エリアX」にガンダムデルタカイとの技術比較検証用として配備されていた機体に、フレスベルク隊のレックス・ファビオ中尉が搭乗する。「デビルズ・ネスト」攻略戦ではバーザム改と交戦する場面もある。
上記のとおり、『機動戦士ガンダムΖΖ』版ジムIIIのクリンナップ前のカトキハジメ画稿が『ガンダム・センチネル』で流用されている。発表順から見ると、このヌーベル・ジムIIIのデザインが『ガンダム・センチネル0079』版のジム(後期生産型)とガンダムのベースになっている。
『ガンダム・センチネル』の作例においては、シールドとビーム・ライフルはガンダムMk-IIのものを装備させたものが掲載されていた。