ザク・マリンタイプのデータをもとにツィマット社が開発した水陸両用MS。第1期水陸両用MS開発においてゴッグと社内競作の形で開発されている。機体形状を流線型にすることによって水の抵抗を減らし、ハイドロ・ジェットを装備して水中での運動性はザク・マリンタイプより10-20パーセント向上しているが、軍の要求値には達していない。ゴッグと比べてまだザクの面影が残っているため、地上戦での性能が期待されるが、陸上での機動性は劣悪であった。
ジェネレーターはドムに搭載予定のものを水冷式に改修したことによって出力が向上しているが、陸上での稼働時間は限られている。武装は両肩と両前腕部甲に6連装ミサイル・ランチャー、ランドセル中央に対艦・対空用のミサイル・ランチャー、ランドセル上部左右に収納式の70ミリバルカン砲(バルカン・ポッド)を装備。スペック表には頭部バルカン砲も記載されているが、装備位置は不明。また、ゴッグと同じキアM-23メガ粒子砲が搭載されたともいわれるが、こちらも不明である。
ゴッグの初期型とともに先行量産の形で少数が生産されるが、ゴッグが後期型に移行する際には生産ラインを譲り、本機は生産中止となる。
曽野由大の漫画『アッガイ博士』では、水陸両用MSによる海洋探査開発機器評価会 (ETEDO) に同じツィマット社製のジュリックとともに参加。同社のテスト・パイロットであるバリー・ファウンテン軍曹が搭乗し、第1回戦でMIP社のプロトタイプズゴックと対戦するが、推進器を破壊されて行動不能となる。