ソロモンの戦い後の掃討戦において、ジオン公国軍のニュータイプ用モビルアーマーのオールレンジ攻撃に衝撃を受けた地球連邦軍が、自軍の技術でそれを行うべく開発した機体である。
攻撃ポッドにRB-79 ボールを改造して用いており、コクピットをジム・トレーナーから流用して複座機にすることで、「砲手(ガンナー)がレーザー通信で攻撃ユニットを手動制御する」という方法をとり、一応は擬似的なオールレンジ攻撃が可能になっている。両肩に背負う形で搭載された2基のボールにはそれぞれ2門(計4門)のビームライフル(MS用のものの改造品)が設置されている。このポッドには高速機動用のスラスターも備えており、本体との連結時は全スラスターを全開にした高速機動で接近し、オールレンジ攻撃を行う戦法も想定されていた。
また、手動制御時の隙に対処すべく、当時開発が進められていたRX-78NT-1 アレックスのチョバムアーマーを転用して装甲強化を施し、機体の防御力を高めている。このアーマーは敵機接近時に排除して戦線離脱することもできたが、装甲強化による重量増加に対処するため、スラスター強化やそれに伴うジェネレーター強化と開発は難航していき、1号機がロールアウトすることなく終戦を迎えている。
宇宙世紀0084年を舞台にした漫画『機動戦士ガンダム カタナ』では、地球連邦軍内の軍閥「シン・フェデラル」の配備機として登場。ボールユニットを有人機として搭乗操作可能な「3機編隊」仕様となっている。その後、連邦軍特殊部隊「BGST」(バーゲスト)に奪取され、運用されている。