ハルがお台場で購入したガンプラ[注釈 6]。彼が購入したキット以外どこにも流通や販売はされておらず、その存在には謎が多い。その希少さから、機体を奪おうとバトルを挑んでくる者もいる。
各部に角を切り落とした三角形状のパーツが配置されており、バトルでは推進・姿勢制御用のIフィールド発生器として機能する[10]。頭部のブレードアンテナは黄色のクリアパーツで成形されており、バトルではバルカン砲を兼ねたビームアンテナとなる[10]。その他の武装はビームライフル、ビームサーベル、シールドとMSとしては標準的だが、サーベルの装備数は背中の左右とシールド裏に各3基、計9基にも上る。ハルはこのサーベル3基を片手で一度に引き抜いて使用する戦法を多用している[注釈 7]。
漫画版ではビームサーベルを削って小型化したことで薬指と小指ででも握れるようにし、集団戦にも対応した八刀流の使用が可能になり、ビギニング無双 壱の型 八岐大蛇と称した。必殺技は大型の相手専用の斬撃ドラゴンクラッシュ。ファンネル対策としてビームの出力を調整したビームクナイと輪ゴムを柄に取り付けたビームウィップを使用。
関節の可動範囲や保持力に優れており[3]、初心者のハルが組み立てただけでも充分高い戦闘力を発揮する。反面、塗装や表面処理などの技術的パラメータは低く[3]、シャウアーとのバトルではこの欠点を指摘され完敗を喫する。敗北後はシールを使用した部分をガンダムマーカーで塗り直し、モールドにスミ入れを施し、はめ込みの甘かった部分をしっかりと作り直し、機体の追従性を上げることに成功する。
作中世界でものちに一般商品化され、漫画版ではハルより年下の少年が購入するシーンがある。公式外伝シリーズの主人公たちも、この機体をベースにした改造機を作り上げる。
機体デザインは重田敦司の原案を元に、阿久津潤一が行った。