プラモデル『1/144 ヤクト・ドーガ(クェス・パラヤ専用機)』付属説明書が初出で、その後は『CCA-MSV』に分類された(型式番号:AMS-120X / AMS-120)。
新生ネオ・ジオン軍は戦争の早期終結のため、総帥であるシャアを筆頭とした少数精鋭のニュータイプ (NT) 部隊の編成を想定しており、NT専用機の基礎設計と並行して主力量産機であるギラ・ドーガをベースとしたサイコミュ兵装搭載試験がおこなわれる。
新生ネオ・ジオン軍初のNT専用機として、ギラ・ドーガのムーバブルフレームを流用してギラ・ドーガ改と同時期に開発される。両肩のシールドにファンネルを3基ずつ、半分内蔵する形で装備する。また、シールドの先端にはグレネード・ランチャー、裏側にビーム・サーベルを装備。腹部には拡散ビーム砲を搭載している。専用のビーム・ライフルは銃身下部にグレネード・ランチャー(装弾数5発)を装備。左腕のマウントラッチで固定するオプション・シールドは4基のメガ粒子砲を内蔵するほか、インコムを装備している。カラーリングは赤を基調に、一部を濃淡グレーで塗り分けられている。
のちのヤクト・ドーガと比較して、火力に優れるが運動性では劣っていたとされる。また本機の開発の際にサイコミュの小型化に失敗したため、以降のニュータイプ専用機の開発はAE社に依頼されている。なお、AE社はのちに本機のビーム・ライフルのランチャー部を拡散ビーム砲に変更したビーム・ショット・ライフルを開発しており、サザビーに採用されている[28]。また、オプション・シールドはインコムを廃したものがヤクト・ドーガに装備される。
雑誌『ガンダムエース』2024年2月号掲載の特別読み切り漫画「おひとり様のナナイさん」(原作:築地俊彦、漫画:竹宮さとし)では、0091年にギュネイをパイロットとしてテストがおこなわれるが、ファンネル射出時には1基にエラーが発生する。名称は「ギラ・ドーガ サイコミュ試験型」と呼ばれている。