外見は二つの艦体を並べて接続した双胴艦の形式で、ムサイとは逆に(係留時における)下側に艦橋が設置されている。艦首にはザクを放出可能な大型のハッチ、舷側には物資搬入用のコンベアパイプを有し、片舷だけでムサイ1隻分の補給ができる構造となっている。ガデムやドレンの発言によればカタパルトも設置されている(テレビ版第3話)。しかし、武装は連装対空機関砲数基程度に過ぎず、搭載能力はより新しい輸送艦であるパゾク級より低く、一年戦争開戦時点ですでに旧式化していた。
当初は、ただ「旧式な補給艦」というだけで特別な設定は存在しなかったが、ムック『ガンダムセンチュリー』で「プラズマ/化学燃料ロケットを推進機関として併用する旧世代のミサイル宇宙戦艦だったものを、熱核ロケットエンジンに換装し、輸送艦に改装」したものと設定された。これは非公式なものであるが、後年のプラモデルに付属する解説文にも反映されている。同ムックでは、MS冷却装置を搭載していないため、運用可能なMSは廃熱の少ないザクIのみとも設定されていた。『MS IGLOO』の設定資料集も本級については『ガンダムセンチュリー』の設定を踏襲しているが[28]、劇中で本級がミサイル戦艦であったことは言及されていない。
前述の通り老朽艦ということもあり、輸送艦としての任務はパゾク級に取って代わられたものの、戦後もデラーズ・フリートやジオン共和国での運用が確認されている。