『機動戦士ガンダム』他に登場する陸戦艇(設定画より)。「ビッグトレー」と表記されることもあるが、設定画では「ビッグ・トレー」。
移動司令基地として運用される。推進は熱核ジェット・エンジン[73]によるホバークラフト方式であり、陸上だけでなく水上航行も可能である。堅牢な敵陣地を破砕するため、艦首に連装式大型攻城砲、左右のバルジと後部に3連装砲塔を装備し、高い砲撃能力を持っている反面、自衛用の武装はなく対空・対MS戦闘には適していない。ただし漫画「MS戦記 機動戦士ガンダム0079外伝」には正面連装砲を二基四門にし、対空機銃を大量に追加装備したビッグトレーがオデッサに登場し、ドップやグフを撃破している。ブリッジ上面に小型航空機用の飛行甲板があり、VTOL機やヘリコプター、ドラゴン・フライなどを運用できる。
一年戦争以前に、地球全域をカバーしきれない連邦軍基地を補うために開発されており、そのため艦内に戦略原潜並みの機能を持つとされ、随伴車両の修理設備も有しているという。もともと大型揚陸艦として開発されたものを改装したとも言われる。編成上は「戦艦」として扱われ、「部隊」を組むが、陸軍の慣例により本艦の指揮者は艇長や艦長ではなく戦車と同じように「車長」と呼ばれ[23]、大佐が任命されるという。
迷彩塗装を施されることが多いが、これはTV版『機動戦士ガンダム』制作の際にセル画の彩色仕上げの担当者に嫌がられたため、富野喜幸監督をはじめとする制作進行のスタッフによって塗られたという裏話がある。