クロスボーン・ガンダム1番機。型式番号は製造元を隠蔽するために「XM-X1」となっている。サナリィにおける型式番号は「F97」。
主人公側の勢力である宇宙海賊「クロスボーン・バンガード」の所属機で、機体色は白と濃紺。メインパイロットはキンケドゥ・ナウ(その正体は『F91』の主人公シーブック・アノーである)。
運用側のクロスボーン・バンガードでは、統率者ベラ・ロナの「敵パイロットを極力殺傷しない」と云うポリシーや、U.C.0133年時の対MS戦におけるビーム・シールドの普及から遠距離攻撃では効果が低いとの考えのもと、接近戦を重視した設計・調整が行われ、武装も接近戦に比重を置いたものとなっている。 機動特性、武装の特殊性などから、乗り手を選ぶ機体となっており、(他のMSと同様に)真価を発揮するのはパイロットの技量次第である。
木星における実戦テストのため、X2と共に秘密裏に宇宙海賊クロスボーン・バンガードに供与され、主にキンケドゥ・ナウが搭乗した。
死の旋風隊との戦闘で中破し修理を兼ねて改修され、木星帝国側に寝返ったザビーネ・シャルのX2と交戦。本機は頭部を破壊された上にコクピットブロックを貫かれ、大気圏へと落下。しかしキンケドゥは機体が破損している上、自身も瀕死の重傷を負っているにもかかわらずブランド・マーカー(ビーム・シールド)を用いて奇跡的とも言える大気圏突入を成功させる。
史上初めてビーム・シールドによる大気圏の突入を果たしたMSとなった同機は再度修復され、重傷から復帰したキンケドゥと共に地球圏での木星帝国との最終決戦で活躍する。
木星戦役後はトビアとベルナデットに託され、新たに胸にドクロのレリーフを施される。合法的に解決できない問題やコロニー間騒乱の場などに現れ戦い、その姿を見たコロニー市民や地球連邦軍兵士からは、胸のドクロレリーフから「スカルハート」と呼ばれるようになる。
その後、『鋼鉄の7人』で新生木星帝国との戦いに投入され、海賊軍唯一の稼働戦力として活躍する。そして、「神の雷計画」阻止のため海賊軍に呼応した木星帝国残党や連邦軍人を加えた混成戦力の中核となった。最後は幾多の犠牲を払ってシンヴァツ破壊に成功するも爆発の余波を受け機体は溶解、放棄された。