TV版
戦死した巴武蔵の告別式当日に完成した新型ゲッターロボで、前任機たるゲッター1同様に3形態中、最もバランスの取れた能力を有する。
改良型ゲッター1と同じく、合体完了後にコクピットブロックが頭部へ移動する有視界操縦システムを踏襲しており、豪快な稼動音を伴いつつ定位置へと固定されるバンクシーンが印象的である。キャノピー周辺には、視界を遮る遮蔽物を高熱で溶かす「ゲッターワイパー」なる除去装置が内蔵されている。また、頭頂部には緊急用の昇降ハッチが存在しており、ここから機外へと脱出する事も可能。
飛行時に展開するマッハウイングは先端部に多数の小型ブースターを備えており、これを用いてホバリングを行なう。また、グレートマジンガーと同じく両脚の脹脛部分に垂直尾翼を内蔵しており、高速飛行時に於ける補助機能として活用する。
ゲッターライガーには及ばぬものの、かなりの速度で動き回り敵を撹乱する敏捷性も具えており、対メカ鉄光鬼(SRW未登場)戦では敵機周辺を高速移動しながら4連続でドラゴンキックを浴びせて大ダメージを与えている。シャインスパークが追加されて以降は、以前にも増して「トドメ役」としての地位が確立された感が有り、エネルギー切れや着弾寸前での回避を除けば百鬼帝国が最後まで打開策を見出せなかった事も相俟って、最終的にゲッターGの「切り札」的存在にまで昇り詰めたと言える。
原作漫画版
「ゲッタードラゴン」でゲッターロボG全体を示す事もあり、原作漫画版は特にこの傾向が強い。デザイン的にゲッター1ほどTV版との相違は見られないが、胸部のディテールが「V」字型に処理されているTV版に対し、「Y」字型に外方向へと広がっている点が僅かな違いだろうか。このディテール部は簡易格納庫になっており、人一人分を入れることができる。
TV版が敏捷性を活かした戦法を得手としているのとは対照的に、漫画版では敵へと体当たりしつつ強引に機体を引き千切るパワー戦術を執る事が多かった。また、最終回ではTV版から逆輸入する形でシャインスパークも使用しているが、後年の加筆分では発動直前に太陽エネルギーを吸収するシーンが追加されており、これらの描写から漫画版のゲッターGには従来のゲッター線のみならず、太陽光をも動力源に転換可能なシステムが搭載されていた事が窺える。
反面、デビュー間もない魔王鬼戦で早々に壊滅的ダメージを被った描写から、装甲の強度自体はゲッター1と大差無いような印象を受けるが、後年描かれた『ゲッターロボVSゲッターロボG』では至近距離からゲッター1のゲッタービームを喰らっても装甲表面が少々焦げ付く程度で済んでおり、少なくとも初代ゲッター以上の強度は有している模様である。