物語序盤のシャア・アズナブル少佐の乗艦(艦籍番号:CC-102)。 艦名は、1991年発行の書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』が初出であり、劇中では乗艦するシャアや副官のドレン少尉も単に「ムサイ」と呼称している。放送中の1979年8月に発行された『アニメック』第6号では「巡洋艦ムサイ(シャア専用)」とされ、1981年2月にプラモデルで発売された際の商品名「シャア専用ムサイ」が広く浸透した。また、本艦を「士官用ムサイ」のひとつであるとする資料もある。
通常のムサイの艦橋が平たい箱型なのに対し、シャアのヘルメットを想起させるような特異な形状で、その内装も大きく異なる。これは、司令部要員用のスペース確保のために大型の3層構造とし、強力な通信設備を備えたためであり、「旗艦型軽巡洋艦」にも分類される。ただし、基本的な性能は通常型と変わりない。もともとはドズル・ザビ中将の座乗艦であり、ルウム戦役では第1連合艦隊旗艦を務めているが、同戦役での功績によりシャアが譲り受けている。テレビ版第1-11話冒頭の一年戦争緒戦を描いたシーンでも、本艦が確認できる。
ゲリラ戦を終了し帰還する際に、サイド7に入港する敵新鋭艦ホワイトベースを発見、その後MSを受領して出港する同艦を追撃する。大気圏に突入する同艦に対してはコムサイで追撃しており、本艦のその後は不明。
アニメ版では艦長は不明だが、小説版ではハマン・トラッム大尉が務めている。