「PROLOGUE」時点ではグラスレー社幹部。厳格で常に険しい表情を浮かべた元軍人。戦場での経験から人間を消耗品とする兵器の存在を忌避するようになり、それに該当しうるGUNDフォーマット技術の禁止を強硬に唱え、独断でドミニコス隊のフォールクヴァング襲撃に端を発するヴァナディース事変を引き起こす。
本編ではヴァナディース事変を収めた英雄として名声を得ており、ベネリット総裁に就任するとともにカテドラル統括やアスティカシア学園理事長を兼務する。業績不振な傘下企業は冷徹に切り捨て、ときには強権でルールさえも捻じ曲げて他者を従わせる方針から、グループ内外より命の危機にさらされている。その裏では、戦争シェアリングをコントロールしても秩序が戻らない戦場に憤りを抱いており、自ら葬り去ったガンダムを利用してでも亡き妻ノートレットの創案をもとにしたクワイエット・ゼロを完遂し、地球圏の政治・軍事・経済の掌握を目指す。
娘のミオリネに対しては常に非情に接するが、株式会社ガンダム設立をめぐる騒動では「ガンダムの呪い」の重さを忠告しつつも設立を承認し、定期的な事業報告を通じて公正かつ的確にミオリネを指導する。「フォルドの夜明け」によるプラント・クエタ襲撃では、ノートレットとの約束に従って崩れた外壁からミオリネをかばって脊髄を損傷し、意識不明の重体となるが、クワイエット・ゼロ戦直前に意識が回復。ミオリネたちによるクワイエット・ゼロ攻略の時間を稼ぐべく、議会連合に緊急特別総会の開催を要求する。
3年後では、サリウスとともにベネリットグループの旧経営陣に対する公聴会に出席している。