パイロット科3年。学籍番号「KP001」。ジェターク社の御曹司で、寮のエースにして決闘委員会の筆頭。荒々しく熱くなりやすい性格であるが、パイロットおよび決闘者としては真摯で公正な一面をもち、将来のドミニコス隊入りを目指し鍛錬を重ねている。父親のヴィムには従順で頭が上がらず、そのことを指摘されると我を忘れて激昂する。
当初は26戦全勝のホルダーとして横暴にふるまっていたが、ミオリネへの狼藉をとがめたスレッタとの決闘で初敗北し陥落する。グループ掌握の野望を潰された父から叱責され、新型のダリルバルデとともに再決闘に臨むが、機体や戦場に細工してまで勝利を欲する父の姿勢に反発し、終盤に自身の技量のみで堂々と戦い惜敗する。決着後に健闘をたたえてくれたスレッタに感激し衝動的に求婚するが、即座に断られたうえ、周囲に冷やかされた恥ずかしさから求婚を撤回する。以降はスレッタを威圧しながらも気にかけるようになり、彼女を蔑ろにしたエランへの怒りから決闘を行うが敗北。ヴィムから支援の打ち切りと退寮を命じられて野外生活を強いられ、地球寮対グラスレー寮の決闘中に退学とジェタークの系列子会社への就職を言い渡される。退学後は父やラウダたちに黙って行方をくらまし、「ボブ」と名乗って輸送会社の下働きをしていたが、プラント・クエタへの道中に艦を「フォルドの夜明け」に占拠され、ほかの社員とともに拘束される。戦闘開始後は敵のデスルターを強奪してクエタにいるスレッタたちと合流しようとするが、ディランザ・ソルで襲い掛かってきたヴィムの命を誤って奪い、そのショックを抱えたまま「フォルドの夜明け」に拉致される。地球でのベネリット部隊と「フォルドの夜明け」の戦いで死んだ少女シーシアの最期を看取ったのち、経営危機となったジェターク社を立て直すべくアスティカシアに帰還する。再会したスレッタに自分を奮い立たせてくれた礼とともに、再度告白して断られることでけじめをつけるが、総裁選でジェターク社の支援を受けたいミオリネからスレッタとの3度目の決闘を要請され、父を誤って殺したトラウマに翻弄されながらもダリルバルデの意志拡張AIの補助やエアリアルの緊急停止にも助けられて辛くも勝利する。その後はアーシアンとの交渉を望むミオリネと地球へ向かうも、再会したセドの口からシャディクの暗躍を知り、ケナンジとともに学園に帰還。シャディクとの互いの乗機を破壊するほどの死闘のすえに勝利する。クワイエット・ゼロ戦直前では、引きこもるミオリネを説得しようとするスレッタに対し、フェンシングでの決闘を提案。勝負には敗北しながらも、ホルダーの地位を返上するかたちでスレッタを激励する。クワイエット・ゼロ戦では専用ディランザに乗って出撃し、暴走するラウダを身を挺して止める。
3年後も経営者として活動し、ベネリット解散後の学園の存続に貢献する。