『機動戦士ムーンガンダム』の主役機。バルギルのボディにアムロ・レイが撃墜した謎のガンダムの頭部を組み合わせ、改修とカラー変更を行った機体。肩形状などにバルギルとの類似点を見出せる。バルギル側のサイコミュ兵器が従来型である一方で、ガンダムの頭部側には次世代サイコミュ兵器が搭載されていた。
バルギル(ガンダム・ヘッド搭載型)に、ムーン・ムーンへ漂着したG-ドアーズの頭部とそのサイコミュ・ユニット「サイコプレート」を組み込んだ姿[61]。パイロットはムーン・ムーンに住む少年、ユッタ・カーシム。
最大の特徴は、機体の背面に装着された三日月型の装備、サイコプレート。サイコプレートには研究段階にあったサイコフレームが組み込まれており、パイロットの感応波を機体の操縦に反映させる受信装置としての機能をもつほか、それ自体をオールレンジ攻撃用の武器として自在に使用することができる。サイコプレートは16枚のうち8枚が戦闘により欠損しており、残りの8枚が欠けた月を想起させるシルエットを形成する。
当初の機体色はそれぞれの改修前と同じとなっており、設定資料などでは「バルギル(ガンダムヘッド&サイコ・プレート搭載型)」と呼称されるが、地球連邦軍への心理的効果を意図したリュースの意向により、第23話でガンダムを想起させる赤白青のトリコロールへと塗り替えられる。
後頭部にあたる箇所のアンテナらしきものも従来のガンダムとは異なっており、加えて縦に走る緑のラインも確認できる、独特なデザインの機体となっている。
当初はゲム・カモフのような運用が想定されており、第24話では所属を偽るために利用される。