宇宙世紀0097年を舞台とするアニメーション映画『機動戦士ガンダムNT』に登場(型式番号:MSN-06S-2)。スペックの数値はすべて通常のシナンジュ・スタインと同一である。
「袖付き」に強奪された「スタイン01」のユニット2ケースのうち、残る1ユニットを運用したもの。シナンジュへと改修されたフロンタル機のように改装を施されることなく、塗装もそのままだが、プロペラントタンクはシナンジュと同様のものへと大型化され、袖と胸部には「袖付き」の意匠が加えられている[43]。パイロットはジオン共和国軍のゾルタン・アッカネン大尉。ゾルタン隊が「袖付き」を装うのは、フェネクス捕獲にまつわる一連の作戦を「袖付き」の手によるものと偽装するためである。
ユニコーンガンダム3号機 フェネクスの捕獲作戦「不死鳥狩り」の際に、新サイド6のコロニー「メーティス」で同じ目的で行動していた連邦軍シェザール隊のナラティブガンダム B装備と遭遇戦になるが、コロニー内でも躊躇することなくハイ・ビーム・ライフルを発砲し、コロニーおよび住民に多大な損害を与える。