バイオセンサー・システムとも呼ばれ、準サイコミュ装置、簡易サイコミュ[21]、サイコミュの廉価版として扱われる。
AE社によって開発される。機構が複雑な割にパイロットとのチューニングがデリケートで扱いにくいサイコミュに代わって開発されたシステムで、NT能力を持つと思われるパイロットに供与された機体であるΖガンダムやΖΖガンダムなどに秘密裏に組み込まれる。ジュピトリス製MSのジ・Oにもバイオセンサーが搭載されており、多数のスラスターとRCS(反動姿勢制御システム)を制御している。小説版『Ζガンダム』においてはハンブラビにもバイオセンサーが搭載されていると言われている。
バイオセンサーは役に立たないケースが多く、それならば高価なサイコミュを装備した方が良いという判断から、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の時点では第2世代MS・第3世代MSに組み込まれたのを最後に、制御機器としての技術の確立もおこなわれず、搭載されることがなくなってしまったとされる。しかし、映画『機動戦士ガンダムF91』の劇中で、ガンダムF91に、バイオセンサーが搭載されていることがシーブック・アノーにより明言されている。
機体のコントロールシステムの補助をおこなう機能を持つ。脳波制御により操縦系のサポートをおこない、機体の追従性を高めようというシステムで、NT能力の低いパイロットが搭乗した場合は、保護機構によりシステムは作動しないようになっている。サイコミュの廉価版であるため、人の精神波を捉えて増幅・放射する能力は低く、優れたNTの資質を持った人間でなければシステムの起動はできず、ビットやファンネルを用いたオールレンジ・アタックも使用できない。
システムを完全に稼働させたのはΖガンダム搭乗時のカミーユ・ビダンただ一人で、それも精神崩壊させる程のテンションをかけなければならないとされる。システム稼働時は機体が紫色の光に包まれる。以下の複数の能力が確認できる。
ハイパー化はカミーユの怒りに反応して定格以上の出力と仕様にない機能を発揮した状態。この状態は「機体周囲のミノフスキー粒子の不可測挙動を制御する実験のために秘密裏に装備されたサイコミュによるもの」という説もあり、作中ではビーム・サーベルのビーム刃を長大化させたり、機体表面にメガ粒子ビームを偏向させるバリア状のフィールドを纏っていた。