『MSV』の文字設定が初出で、のちにSDでイラストが描かれ、名称や型式番号も設定された(型式番号:MS-09)。
ドム・トロピカルテストタイプと同仕様のオプションは若干の改修で在来のドムにも装備することが可能であり、一部へ向けて生産がおこなわれている。オプションを装備した機体は一般に「Dタイプ」と呼ばれるが、制式名ではない。ベース機として量産先行機や量産機の中から30機が選ばれるが、開発時期が遅すぎたためキャリフォルニアベースが陥落するまでに作業が完了したのは20機で、そのうち実際に使用されたのは10機前後とされる。また、戦闘中のドム・トロピカルテストタイプとして本機が誤認されている。連邦軍がキャリフォルニアベースを奪還した際に、改修中の機体が数機発見されているが、完成機は終戦まで入手できなかった。カラーリングはサンド・イエローとブラウンを基調とし、胸部がグレー、モノアイ周縁が赤で塗り分けられている。
「カラカル」小隊でのドム・トロピカルテストタイプの実戦テストの際に、予備機として量産先行機を改修した2機が配備されており、うち1機はロイ・グリンウッド少佐の乗機「サンダーキャット」として有名である。