ゴジラに敗れたラドンが、超能力開発センターの超能力少女たちがベビーの卵に付着していた生物同士の進化や融和を図るはたらきをもつ古代のシダ類・シプニオキス(架空の植物)の波長をサイコメトリングして生じたメロディ「エスパー・コーラス」の影響で、生命エネルギーをスパークさせてフレアに包まれたことで深紅のボディーに変異した姿。大幅に身体能力がアップし、口からウラニウム熱線を吐くことが可能となった。熱線を吐く際にはトサカが発光・放電する。超高速で飛行する際には大幅に威力が増大した衝撃波が発生し、海上や海面のものを爆発的に破壊する。シプニオキスの波動に激しく反応する。
同じ巣で生まれたゆえに兄弟だと思い込んでいるベビーを追ってアドノア島から青森市・仙台市・松島・東京湾・浦安市に飛来し、ベビーを輸送中のヘリコプターを破壊して輸送用のコンテナを掴んでベビーを強奪する。
幕張に降り立った後、コンテナからベビーを引き出そうとしているところで、到着したガルーダやメカゴジラと交戦する。ドッグファイトの末にガルーダを撃墜し、メカゴジラの右目を嘴による突っつきで破壊するもののプラズマ・グレネイドの零距離発射で胸を破られ、黄褐色の血の泡を吹きながら瀕死の重傷を負う。しかし、同じくベビーを求めて到着したゴジラまでもスーパーメカゴジラによって瀕死に陥った際には、残り少ない命を振り絞って飛び立つとスーパーメカゴジラの攻撃を受けながらもゴジラのもとへ降り立ち、そこで体組織が体内の放射性物質に耐えられず風化する。これによってゴジラに生命エネルギーを与えて同化するだけではなく、舞い散った粉はスーパーメカゴジラのダイヤモンドコーティング装甲を溶かしてプラズマ・グレネイドを使用不可能にしたうえ、粉からの強力な妨害電波の発生によって計器にトラブルを起こさせてコントロール障害まで招いた結果、ゴジラに勝機を与えることとなる。