真船信三博士が自分の研究を認めなかった人間社会への復讐のため、送り込んだ怪獣である。本来はおとなしく温和な性質で、自分から攻撃することは滅多にない。
真船が15年前に小笠原近海の海底で発見した水陸両棲の恐龍の生き残りであり、頭と脳の中に埋め込まれたアンテナ状のコントロール装置によって思い通りに動かせる。体表は黒いイボがある赤と黄色のマダラ模様の毒々しいものとなっている。頭部や尻尾、背中には魚のような背ビレ、頭部には特異な触角があり、首は細長い。
武器は、深海潜水艇の外殻を引き裂く強靭な爪と、普段は畳んでいる団扇のような二股に分かれた尾の先の膜を孔雀の羽のように広げて発生させる瞬間風速320メートルに達する電磁波を帯びた突風。格闘戦も得意で、ゴジラの顔に鋭い牙で噛みついてそのまま持ち上げて地上に叩き付けたり、蹴りの一撃で弱体化したゴジラを町から山の向こうの造成地まで吹き飛ばしたりしている。ただし、1対1の戦闘においてはゴジラに敵わないらしく、発生させた突風の内部では距離を詰められそうになったり、自分から挑んだ近接戦闘では殴打で押し倒されてとどめを刺されそうになったりするシーンがある。いずれもメカゴジラ2のスペースビームによる援護で難を逃れ、反撃に転じる。
メカゴジラの残骸を調査していた海底調査船あかつきを襲撃して破壊する。そして、メカゴジラ2とともにゴジラと相対した序盤は2対1で有利に戦いを進め、一度はゴジラを生き埋めにするが、終盤ではあかつきIIによって超音波に弱いことが判明して超音波装置で行動を制限され、最終的にはメカゴジラ2をゴジラに倒されたうえ、コントロール装置を破壊されたことで闘争心が弱くなり、逃走に転じたところをゴジラの放射能火炎で追撃されて海へ転落し、爆発した。