『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。ムサイ級の発展型であり、そのためムサイ級に分類されることもある(「M級」とする資料もある)。
エンジン・ユニットはムサイのように支柱を介さず、直接艦体側面に接続する形となっており、コムサイも接続されていない。電撃作戦の展開が可能なようにエンジンの出力を向上したため、艦底左右に翼状の折りたたみ式の放熱フィンをもつ。艦首の三角形断面の両側面に斜めに2つのMSカタパルトをもつ。主砲は前方2基、後方1基、艦底1基装備するが、旗艦であるレウルーラの副砲クラスの威力しかない。
塗装はムサイからの伝統の緑ではなく、レウルーラ同様の赤で、艦体側面には何番艦であるかを示す識別用のラインが書かれている。
ネームシップ(5番艦)はルナツーに偽装投降する囮艦隊の旗艦を務める。最終局面では4番艦の乗員を収容後にロンド・ベル艦隊へ突撃するが、小惑星アクシズへ乗り込もうとするラー・カイラムにアクシズまで押し戻された。以降の消息は不明(劇中ではムサカ艦長(声 - 秋元洋介)がギラ・ドーガ隊に後退を指示した直後のカットで、ブリッジをジェガンに破壊されるムサカ級が映るが何番艦かは確認できない)。小説版では最後の核ミサイルで轟沈。
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では宇宙世紀0090年に開発中の新型巡洋艦として本級の設計図が登場する。"NEW M-SIZE CRIUSER" と記されており、ホルスト・ハーネスによれば「名前はまだ無い」。その後、竣工した1隻(識別用のラインは記されていない)にシャアが座乗し、試験航海を兼ねて単艦でコンペイトウ宙域の視察に向かっている。艦長はロレンソで、シャアのフィッター・エンジニアのアルレット・アルマージュやフィッター・パイロットのダントン・ハイレッグも乗艦している。
ネオ・ジオン艦隊の主力艦であり、同型艦が11番艦まで確認されているが、13番艦まで建造されたといわれる。劇中で明確に判別できるのはネームシップのムサカのほか、ルナツーの核兵器を搭載してアクシズに繋留されていた4番艦がある。この艦はアクシズと一緒に降下し低高度で起爆して核の冬を起こして地球を放射能汚染する予定であったが、νガンダムによって撃沈されている。その他の艦も、何番艦であるかは識別用のラインで判別できる。
小説版『機動戦士ガンダムUC』では、宇宙世紀0096年までに数隻が就役しており9隻が「袖付き」所属のテニスン大佐率いるテニスン艦隊に編入され、2隻が「袖付き」旗艦レウルーラに随伴している。ほかにも1隻がパラオ攻略戦中に宇宙港内で沈んでいる。MSは最大6機搭載可能で、テニスン艦隊の艦載機はガザD、ガ・ゾウム、ズサ、ギラ・ドーガ、ギラ・ズール。艦体色は緑。