翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。名前もその略称が由来になっている。東宝プロデューサーの田中友幸によれば、創作のきっかけは当時超音速ジェット機が話題になっていたことであり、「ゴジラを超音速で飛ばしたら」というコンセプトであったと述べている。
企画当初は始祖鳥と想定されていた。プテラノドンと比べるとさまざまな差違があり、その後頭部に生えている1本の角状の突起がラドンの場合は2本に分かれて生えているうえ、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類に無い歯が生えているが、プテラノドンなどの翼竜に比べればとても小さく短い。腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能であり、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。超音速で飛ぶ巨体は周囲にソニックブームを巻き起こし、市街を破壊してしまう。
登場作品によって攻撃能力が異なっており、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつつく攻撃や足の爪で引っかく攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』ではゴジラの放射熱線を受けてファイヤーラドンと化し、それと同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけている。
海外ではロダン (Rodan) と呼称されている。これは、プテラノドン(Pteranodon)ではなくプテロダクティルス(Pterodactylus)に由来するものとされる。
ラドンの鳴き声の効果音にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、本作品の後も『ウルトラマン』に登場するアントラーのほか、平成VSシリーズに登場するキングギドラやバトラの声などに流用された。
『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも企画段階で変更になっている。