最初に現れたゴジラ。かなり獰猛で凶暴な性質。光に敏感で、ライトなどを当てられると凶暴性が増幅されて襲ってくる。ストロンチウム90が検出されたことで極めて多量の放射能を浴びていることが判明した。肉体における著しい変異が水爆の放射能による影響で促進され、驚異的な能力が付与された。出現地点は大戸島→太平洋→東京湾→品川第二台場→品川駅→東京湾→芝浦→田町→新橋→銀座→数寄屋橋→永田町→平河町→勝鬨橋→東京湾。
作中で山根恭平博士により、200万年前の侏羅紀から白亜紀にかけてまれに生息していたと推測される、海棲爬虫類から陸上獣類への進化途上の巨大生物であることが語られる。その一部が秘かに大戸島近海で生き永らえて伝説の怪物として恐れられていたが、たび重なるビキニ環礁の水爆実験によって生活環境を破壊された結果、人間が自分たちを苦しめたと知って怒りを抱き、日本近海で貨物船や漁船を何隻も襲撃しては沈めていく。大戸島に出現したのち、芝浦沖から移動して東京湾から品川へ上陸し、新橋から銀座周辺、国会議事堂やテレビ塔など東京の各所を次々と破壊する。最後は東京湾で潜伏中にオキシジェン・デストロイヤーによってもがき苦しんだ後に海上で断末魔の叫びを残して絶命すると、死骸は白骨化を経ての溶解から泡と化して消滅し、海底へ沈んでいった。
身長は、服部時計店を破壊するシーンでの対比から決められた。ゴジラが上陸する時間帯も、破壊される時計台が夜11時を指すことからの逆算で定められた。
体重の設定は後年に「2万トン」で統一されているが、公開当時は「1千トン」や「3千トン」と紹介する資料も存在していたなど一定しておらず、後年に定められたものとされる。一方、身長の設定については、175尺という想定で1/25スケールのミニチュアセットが組まれたため、どの資料でも「50メートル」と一定しており、体重のようなばらつきは見られないが、海外版『怪獣王ゴジラ』の作中では山根が「400フィート(122メートル)」と推測している。また小説『怪獣ゴジラ』では「20数メートルから30メートル」と説明している。
大戸島の被害報告では、牛12頭と豚8頭が被害に遭ったことが言及されている。検討用台本から決定稿まで、初出現時にウシを咥えているという描写があり、それに基づいた撮影も行われていたが、完成作品ではカットされた。なお、準備稿では手にしているのは村娘であった。大戸島の伝承では若い娘を生贄として沖へ流していたことも語られており、ゴジラが人間を食べていた可能性も示唆している。