コーディネーターの中でも際立って能力が高く、何事もそつなくこなす。頭脳明晰、冷静沈着で論理的な性格だが、まれに感情的になる。 幼馴染のキラ・ヤマトとは月のコペルニクス幼年学校の頃からの親友であり、家族ぐるみの深い交流があった。 シーゲル・クラインの愛娘ラクスは婚約者だったが、後にフリーダム強奪事件を機に実質的に婚約破棄となり、SEED後半ではカガリと恋仲になる。DESTINYでは複数の女性から好意を持たれるも、当人は鈍感な様子だった。
地球連合とプラント間に開戦の気運が高まると、父パトリックの命令でプラントへ移住。農学者である母レノアを血のバレンタイン事件で失い、それをきっかけに軍人として平和のために戦うことを決意した。ただし、父の主戦論を心から支持できないなど複雑な思いも馳せており[2]軍人としても複雑な思いに駆られることも少なくなかった。
コーディネイターの中でも優秀な能力を持ち、士官アカデミーをトップの成績(MS戦・ナイフ戦・情報処理1位、射撃・爆薬処理2位、総合成績1位)で卒業し、ザフト軍のエリートパイロット(赤服)としてクルーゼ隊に所属する。特にナイフ戦においてはナイフの腕前で名が知られるアカデミーのフレッド教官を倒すほどの能力を持つ[3]。射撃技術も群を抜いている[4]。戦略家としても優れており、ミネルバの艦長であるタリアに助言をしたことで危機を乗り切ったこともある[5]。パイロットとしてはキラと互角に戦えるSEEDを持つ者でもあり、SEED発動後の戦闘では無敗を誇る。劇場版では本来キラ専用に設計されたストライクフリーダム弍式をスーパードラグーンごと使いこなしシュラに善戦するなど、その技量は極めて高いのだが、元来の平和主義な優しさから時に軍人として徹しきれないところがある。それにより様々な政治的な思惑が入り混じる戦時下では迷いも多く生じ、いまいち本領を発揮出来ない場面が多々見られ結果的に勝率を下げている。しかし一たび迷いが吹っ切れると持ち前の実力を最大限に発揮し、総合的にその能力は本シリーズの中でも間違いなくトップレベルにある。特に迷いを持たずコンパス陣営の作戦行動を支える立場に徹している劇場版ではキラやラクスの窮地を度々救い、完璧とも言える強さを見せ続けた。敵味方なく強き者を認め、仮想敵国のデータを予め収集していたと思われるブラックナイツ団長の筆頭戦士であるシュラからも「やはり最強はアスラン・ザラか」と最初から最強格と目されており、「強さは力じゃない。生きる意志だ!」と精神面の成長と強さも見せつけ、最終的にそのシュラをも退けた。格闘戦においても精神的に疲弊していたとはいえ、正規の軍事訓練を受けていないキラを圧倒しており殴り合いでも一方的に抑え込んでいる。