メカニックデザイン企画『M-MSV』及び『機動戦士ガンダムUC』に登場。初出は『SD CLUB』第10号。
ジオン公国軍の水陸両用MSに悩まされた地球連邦軍が、急遽ジムをベースに製作した水陸両用機。ランドセルと両肩にハイドロジェットユニットを装備し、水中での移動能力を高めている。武装も水中戦を想定して装備されており[40]、水中では使用できないスプレーガン[要出典]をオミット、携行武装のミサイル・ランチャー(ミサイル・ランチャー・ガン)は対艦大型魚雷と小型ミサイルらしきものを装填する。ビーム・ピックは水中での熱量損失防止のため、敵の装甲に接触したときのみ短いビーム刃を発生する機構が設けられているが、敵に接近する必要があることから、パイロットには不評であった。そのため、後期型は通常のビームサーベルの70パーセント程度のビーム刃を発生できるように改良されている。
ろくな開発期間をとっていないため、バランスが悪く扱いにくい機体となり、ベースのジム自体の性能の高さによりある程度の戦果を挙げたとも言われるが、ジオンの水陸両用MSに対抗する性能は得られていない。後述の水中型ガンダムが開発されたあとは沿岸警備や母艦の破壊を主任務としたとされるが、水中型ガンダムを隊長機として小隊を編成し、MSと交戦することも多い。
なお、メカニックデザイン企画『ハーモニー・オブ・ガンダム』においてカトキハジメによるデザインのリファインが行われており、細部がジム・コマンド系のデザインに変更され、脚部後面にもハイドロジェットユニットが追加された。さらに武装としてハープーン・ガンが新たに設定された。また、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』でも当初は登場が予定されており、ジム・コマンドをベースにしたアクア・ジムのラフデザインが残されている。
小説およびアニメ『機動戦士ガンダムUC』では、宇宙世紀0096年においても連邦軍のジュノー級潜水艦やトリントン湾岸基地沿岸警備に配備されている。老朽機ながらも水陸両用機の意義が薄れたことにより、後継機も開発されず現役で稼働しており、水中型ガンダムとは異なる携行式のハープーン・ガンを装備するなど性能の向上が図られているが、ジオン残党軍の水陸両用MSに一蹴される。
漫画『アッガイ北米横断2250マイル』では、一年戦争末期にHLV打ち上げ中の北米のケープカナベラル基地を数機で2度襲撃、ユーコン級潜水艦を撃沈するが、ノルト・キスノの乗るアッガイにより全滅する。