OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。
高機動型ザクII(R-2型)と次期主力機コンペティションを争ったMS-09R リック・ドムの、脚部熱核ロケットエンジン開発のための試作機。ドムのリック・ドムへの転用計画が軍主導で行なわれたために、上半身がジオニック社製のザクII、脚部がツィマット社製のドム、という機体になったと言われている。上半身のザクII部分はR型とも、F型ともされる。なお、両肩はザクIと同じ仕様になっている。
なお、本機については、リック・ドムのデータ取りのためのマッチング用の実験機であるため、R型のバリエーションとすることを問題視する見方がある。また、ドムのリック・ドムへの改修計画の時期や、本機の開発経緯についても不明な点が多いとされる。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の『『モビルスーツバリエーション(MSV)』的企画である『Mobile Suit Discovery (MSD)』にも登場。従来設定と異なり、推進機関の技術力が高いツィマット社が、独自に宇宙戦用MSを開発する過程で試作されたものとされる。同社がジオニック社からザクIIやグフの委託生産を請け負っていたことから、ザクIIのボディが転用される。脚部に研究中のスラスターが搭載され、宇宙空間でおこなわれた機動試験のデータはドム試作実験機(宇宙仕様)に継承されている。また、この脚部はサイコミュ試験用ザクに流用されている。
第1話に登場。アイナ・サハリンがテスト・パイロットを務める。なお、劇中でアイナは本機に関し「ザクの改良型」としか発言していない。宇宙世紀0079年10月6日、ザク・マシンガンとヒート・ホークを装備し、量産型ザクII 3機に護衛されて連邦軍勢力圏内に侵入。ジムとの交戦データの収集をこころみる。連邦軍の初期型ジムの小隊と遭遇、2機を撃破し、テリー・サンダースJr.軍曹の乗機を大破させる。その後、シロー・アマダが搭乗する先行量産型ボールと交戦。相撃ちとなって機体は爆散する。
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、本機の開発指示をおこなうことで、リック・ドムの開発・量産化を早期化させることが可能となる。なお、本機を開発せずともリック・ドムの開発・量産化はおこなえる。