書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』が初出で、ランバ・ラルが開戦当初に乗っていたとされる。文字設定のみであるが、塗装は青とされる。その後『機動戦士ガンダム ギレンの野望』のゲーム中のムービーおよびユニットとして登場したが、それぞれ塗り分けや仕様が異なっている。ユニットの塗装は青を基調とするが、仕様は量産機と変わらない。ムービーでは両肩にアーマーを装備し、胸部のデザインは『08小隊』版を踏襲、塗装は青を基調とするが胴体はグレー寄りに塗られている。マスターグレードではムービー版でプラモデル化された。また、アクションフィギュア『ZEONOGRAPHY』でもムービー版の仕様で立体化されたが、塗装はほぼグフを踏襲している。
宇宙世紀0078年12月に生産されたバージョンをもとに、局地戦用MSの開発に並行して開発された陸戦用デバイスなどが試験的に装備されている。さらに、受領に当たってはパイロットとなるラル少尉(当時)の意見を取り入れ、おもに前線での使用を考慮した防塵やメンテナンス機能が強化されている。これにより多少の戦闘能力低下が見られるが、総合的な戦力は向上している。
一週間戦争終盤の0079年1月8日、サイド1の工業コロニーに立てこもる連邦駐留軍に対し、ゲリラ戦によって施設を無傷で制圧する。これによりラルの評価はますます高まり、ドズル・ザビは戦場視察の名目で同コロニーで戦勝パレードを開催し、ラルの戦功をたたえたといわれる。その後ルウム戦役を経て地球侵攻作戦に参加、ラルがグフに乗り換えるまでに良好な戦績を挙げている。当初はザクI用のマシンガンを携行するが、のちにザクII用のものに持ち替え愛用している。ドズル・ザビ専用ザクIIと同型の大型ヒート・ホーク (Type L2) も使用しているが、これはドズルが参考にしたという噂もある。また、地球侵攻作戦終了後の戦勝パレードではパーソナル・エンブレムが左肩アーマーに描かれているが、戦闘の際にはふたたび青く塗り直されている。
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』では、ラルはレビル将軍の脱走を許したことを不問とされる替わりにシン・マツナガとともに一時的に突撃機動軍に転属となり、2月に月のグラナダ基地に配属されるが、ここでも本機に搭乗している。