メカニックデザインは藤田一己。デザインラインはガブスレイから継承、発展したものであると語っている。
パプテマス・シロッコが設計・試作し、ジュピトリス艦内で2番目に開発した超重攻撃型MS。ボリノーク・サマーン、ジ・Oの3機で「チーム」として運用する構想のもとに、それぞれの機能を分化した設計がなされている。本機はおもに火力を重視した設計となっており、編隊から突出して対艦攻撃をおこなうことも想定されている。しかし、大量の武装を運用するために基礎フレームは大型化し、運動性や機動性の低下を招き、MS同士の近接戦闘には向いていない。なお、フル装備の状態は「フル・アーマー」とも呼ばれる。
当初はシロッコの2番目の専用機として開発されるが、ジ・Oが完成したあとはそちらに乗り換えている。
第28話でレコア・ロンドが特別任務により民間人を装ってジュピトリスに潜入した時点では、すでに完成している。このときはまだ塗装されておらず、脚部クローを立てている。レコアはこれをスケッチブックに描いているが、アーガマのクルーには報告していない。その後、レコアがティターンズに投降したあとは彼女に与えられる。大きな戦果はバスク・オムの乗るドゴス・ギアの撃沈(TV版のみ)。最終決戦では被弾しシャクルズに乗ったエマ・シーンのガンダムMk-IIとの一騎討ちとなる。Mk-IIのビーム・サーベルでコクピットを貫かれた直後、Mk-IIを攻撃したヤザン・ゲーブルのハンブラビのビームによって撃破される。小説版ではサラ・ザビアロフが搭乗するが、最終決戦時にカミーユ・ビダンのΖガンダムに撃墜される。
漫画『機動戦士ガンダム バニシングマシン』では、シロッコによる本機の開発試験の様子が描かれている。試験段階では両刃状のビームサーベルを持つ格闘戦用の機体であるが、旧ア・バオア・クー空域での実戦データを元に、その大型フレームによるキャパシティを活かした重装機体へと仕様変更しパラス・アテネを完成させている。
SFC用ソフト『SD機動戦士ガンダム2』では、使用する機体でガンダムMk-IIを選ぶと、最終ボスとして登場する。