レディベンゼン星人がゼアスを抹殺するために造り上げたウルトラマン型戦闘ロボット。ベンゼン星の科学力を結集して、全ての能力がゼアスを上回るように調整されている。ゼアスに酷似しているのは、「地球の希望であり光であるゼアスを倒し、地球の絶望となり影となれ」というレディベンゼン星人の願いによるものである。
本物のウルトラマンではないので時間制限は無いが、エネルギーが少なくなったり大ダメージを受けるとカラータイマーが点滅して動けなくなる。しかし、影美道場(シャドータワー)から発射されるリセット光線(リセットビーム)を受けると回復する。挙動は本物のウルトラマンとおおむね似ているが、ウルトラマンが平手で構えるポーズ(飛行時など)では大抵拳を握る。
物語冒頭の南極での戦いではゼアスをシャドー・メリケンパンチとシャドリウム光線で倒したが、2度目の戦いでは自分の力を信じる心を得たゼアスのウルトラかかと落としとクロス・スペシュッシュラ光線に敗れ爆発四散した。
シャドリウム光線 両拳を握り、右腕から発生するシャドリウムプラスエネルギーと左腕から発生するシャドリウムマイナスエネルギーをスパークさせ、腕を逆十字型に組んで放つ必殺破壊光線。青白い光を帯びるスペシュッシュラ光線とは対照的に赤い光を帯び、計算上では同等以上の威力を持つ。シャドータワーの近くで発射する時は、タワーからシャドリウムエネルギーを送られることで、より破壊力が強化された光線を発射できる。
ウルトラマンゼアスとの最初の戦いでは、シャドーへの恐怖が芽生えたゼアスのスペシュッシュラ光線を押し戻してゼアスを倒した。最終決戦ではスペシュッシュラ光線と互角の威力でぶつかり合い、影美が光線の出力を最大にしたために一度はスペシュッシュラ光線を押し戻すも、クロス・スペシュッシュラ光線で逆に押し返されて敗れた。