ピースミリオン級宇宙戦艦のネームシップ。初登場はTVシリーズ第33話。
白い扇のような上部構造と細長い下部構造が特徴で、全長約3000メートル、全高約1000メートルに達する[6]超大型宇宙船。A.C.182年代中期頃、連合宇宙軍のミリオン・リデルハート将軍が建造を計画し、マイク・ハワードとプロフェッサーGにより開発され、A.C.192に完成した。
装甲にはある程度の耐ビームコーティングが施されており、全長以上に長い艦体全幅に刻まれたスリット内には、姿勢制御スラスターが内蔵され、艦尾中央に巨大な艦体を動かせるほどの推進力を生み出す大型ノズルを、両翼先端にもスラスターをそれぞれスクラム配置しており、艦首下部にはMS発進口や他の艦に比べて小規模なメインブリッジと戦闘ブリッジが設けられている。艦内にはMS用のメンテナンス・ベッドを備えた格納庫と機体改修用設備、乗組員たちの広い個室やチェス盤が置かれた娯楽室、軽食を取れる休憩室などの居住区までが完備されており、このことからMS及び戦闘艦などの艦載機を駐機するための高い駐機能力を有し、乗組員の長期航海とプライベートまで配慮した艦体仕様となっている。
本艦の機能については未だ不明な部分も多いが、艦体の制御系は高度に自動化されているため、航行は限られた人数でも可能であり、火力よりも推進力に拘った設計から、太陽系外/外宇宙にまで航行可能と言われている。また、艦体にはプロフェッサーGが開発した強力な光学ステルス機能を備え、展開中はガンダムですらこの巨体を至近距離まで捕捉できなくなる。同じくプロフェッサーGが開発したガンダムデスサイズヘルと同様の光学的迷彩機能も持つため、捕捉時は突如闇の中から巨艦が出現するような印象を受ける。艦首から左右に伸びるスリット状の部分に戦闘ブリッジから制御する大小多数のビーム砲を装備し、広範囲に火線を分散できるほどの射角を有しているが、艦自体の戦闘能力はあまり高くなく、戦力は艦載機に大きく依存している。
完成後は長期間月の裏側に秘匿されていたが、宇宙に上がったハワードが起動させ、サンクキングダムの親善大使を自称して活動を始めたゼクスを支援する座乗艦として利用された。のちにゼクスが「ホワイトファング(WF)」の指導者に就くと、ガンダムパイロットたちが集結して結成された「G」チームの母艦として機能するようになった。「EVE WARS」ではWFを当面の敵とし、戦闘に参加。最後は地球へ落下しようとするリーブラに特攻・激突し、その軌道を変更させることに成功する。