厄祭戦後に月面の巨大クレーターで放置されていたガンダム・フレーム機。発見したウォーレン家に代々受け継がれてきたが、ウォーレン家の没落後に闇市場に出回り、すべての外装が剥ぎ取られたフレームのみの状態でタントテンポに買い取られた。テッドの死後はアルジ・ミラージに託される。
欠損した外装をスピナ・ロディなどのパーツで補っており、左右非対称のいびつな形状に変貌している。左前腕には百錬のサイドアーマーに三本指のマニピュレーターを組み合わせた外付け式サブナックル、両腰には崩れた重心バランスを調整するためのブーストアーマーを装備している。ほかのガンダム・フレーム機にはない特徴として、右腕に後述の専用武装を運用するための特殊なエネルギー伝達機構を備えるが、その武装が既に失われているため使用されていない。操縦系は義手を介した神経接続を行うことができ、阿頼耶識システムには劣るものの柔軟な操縦を可能としている。
武装は背中に装備された折りたたみ式の超大型刀「デモリッション・ナイフ」、ブーストアーマー下部に格納された仕込みナイフ、機体とともにウォーレン家が管理していた専用ライフルと210ミリ対物ライフル、パンツァー・ファウスト。デモリッション・ナイフは振り下ろしながら刀身を伸長することで、敵の予想を上回る間合いからの攻撃を可能としている。
のちにガンダム・ウヴァルなどから奪還した純正パーツを装着した完成度82パーセントの状態まで復元されるが、ナナオ・ナロリナによって木星圏の闇市場に流され、再び半分のパーツが失われる。