ティエリア・アーデが搭乗する機体。機体名は第五位力天使に由来する。大出力ビーム兵器を主体とした重砲撃型MS。4機の中では最も強固な装甲と重武装をもつ大型機。そのため、機動性や対MS戦能力は劣るものの、GN粒子の重量軽減効果により重量自体は空戦型のフラッグよりも軽量となっている。全身各所に大型のGNコンデンサーを内蔵し、GNフィールドの発生能力をもつ。緊急時には機体の外装を排除することにより「ガンダムナドレ」に移行する。
3国家群には「デカブツ」と呼ばれる。
GNバズーカ - 高密度の高エネルギーGN粒子を投射する大型ビーム砲。一度の斉射でMS複数機を撃破可能。左右と下部の計三つのグリップを有し、片手と両手双方での保持が可能。砲身後部を胸部の太陽炉と直結してバレルを延伸することにより、大地を長く削り取るほど高出力なバーストモードに威力を増強することも可能だが、GNコンデンサーに貯蔵されたGN粒子を大量に消費するため、短時間での連射は不可能。トランザム時にはジンクスを丸のみにして消滅させ、岩石ごと敵機を破壊するほどの超高威力となる。一度に2挺携行して出撃した事もあった。
GNキャノン - 背部に2基装備された可動式2連装ビーム砲塔。可動範囲が広いため、広域の敵への攻撃に適する。GNキャノンとGNバズーカ双方の同時砲撃はヴァーチェ最大の攻撃となる。グリップが備えられており、外装排除後のナドレでも携行火器として使用可能。GNフィールド発生器と一体化した構造になっている。発射間隔がやや長く、作中ではそれを見切られて避けられる事もあった。粒子量を絞り小刻みに発射する事も可能。
GNビームサーベル - ナドレの両膝装甲内に格納されているため、外装排除後も使用可能。
GNフィールド - 機体の重厚化と引き換えに得た大容量の貯蔵粒子を活かした本機の特徴となる防御兵装で、他のガンダムよりも戦闘時に積極的かつ長時間の使用が可能となっている。その為、背部と両脚部に機体を丸ごと覆う事が出来る大型のGNフィールド発生器を備えている。ジンクスとの初戦では旧世代機に合わせ弱めに設定していた粒子圧縮率を読まれており、続け様にビームを受けた途端、防御力を著しく下げてしまうが、以降の戦闘では出力強化して対応した。サーベルも含めビーム兵器に対しても随一の防御力を誇るが、弱点としてフィールドを貫通せずとも被弾による衝撃は機体に伝わる事と、GNソードやファングなどGN粒子をまとった実体武装には貫通を許してしまう事である。作中ではスローネツヴァイのファングで発生器を損傷し、ジンクスのビームが徐々に貫通し始めて全身の外装に大きなダメージを負い、以降の最終戦闘ではヴァーチェとしては出撃不能になってしまった。