2代目ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)が搭乗するデュナメスの後継機。機体名は第二位の智天使(ケルビム)に由来する。頭部ガンカメラやライフル型コントローラー、ハロによる制御サポートなどの主だった機能が受け継がれており、基本性能が底上げされている。頭部ガンカメラはカバー開閉式に変更され、デュナメスのようにガンカメラ使用時に頭部が変形し、ツインアイが隠されることはなくなっている。
射撃性能をさらに強化する機能として、バックパックにはトランザム時にのみ使用可能な照準用フォロスクリーンが新たに搭載されている。頭部前面に展開され、ここからもたらされる膨大な情報を高速演算処理し敵機の動きを予測することで、驚異的な命中精度を発揮する。また、太陽炉内部のトポロジカル・ディフェクトによる空間への微細な影響を考慮し、太陽炉は尻部分に外付けされている。足部にはカカトに開閉式のアンカーが備えられており、展開する事で射撃時の安定性を高める事もできる。
デュナメスにおいても予備的な位置付けであった格闘戦専用装備(GNビームサーベル)は、この機体では完全に非搭載で、代わりにその予備的役割は近接戦闘能力を追加する事によりGNビームピストルと複合される事となった。
GNスナイパーライフルII - デュナメスのスナイパーライフルの発展型で照準系には第4世代機を象徴する新型のクリスタルセンサーが搭載され精度が向上しており、近距離戦闘では折りたたむ事で取り回しと連射性能に優れた3連バルカンモードに変形する。不使用時は右肩に折りたたまれた状態でマウントされる。スナイプモードでは従来通り、新設計のライフル型コントローラーが上面モニターから展開しロックオンはライフルを構える姿勢で狙い撃つ。
GNビームピストルII - 背部GNバーニアの左右に1挺ずつ懸架されたGNビームピストルの改良型。取り出しやすいように直立した状態で装着され、グリップは可動式となっている。威力は低いものの取り回しと連射性に優れたGNビームピストルの特性を受け継ぎ、銃身下部に新設されたブレードには耐ビームコーティングが施されている。ケルディムは剣を持たない為、これによって防御・格闘戦を行う。生前のニールが提案したアイデアも取り入れられている。そして1発毎の威力は低下するものの、新たにバルカン式の連射モードが追加され、主にけん制のため弾幕を貼る際に用いられている。作中ではアルケーガンダムのGNバスターソードを(刃が食い込んでいたが)2丁を使い防いだ他、ガデッサの脇腹の装甲にブレード先端部を突き刺し亀裂を入れた後、ゼロ距離からの連射で撃破している。トランザム時には威力が底上げされ、アヘッドの機体中央に大穴を開けるほどの高威力を発揮する。