テスタメントとの戦闘において中破したアウトフレームを、火星から帰還したロウ・ギュールが修復し、本来の姿である戦闘用MSに戻した機体。名称の「D」は戦闘用であることを示すデュエル (DUEL) や、2人乗りのダブル (DOUBLE)、ロウが適当に名付けた運命 (DESTINY) 等、様々な意味が込められているが、カイトから「すでに同名の機体はある」と突っ込まれたりした末に通称はダッシュ (DASH) となったようである。
腕部と下半身がテスタメントと同型のものになっているが、装甲材はPS装甲ではなく発泡金属を使用している。そのため強度的には劣るものの、軽量化によって機動性がアップしている。テスタメントのウイルス散布機能に対抗するべく、頭部メインカメラ部分に有視界コックピットが設置され、複座型の機体となった。この時、一時的にメインパイロットはカイト・マディガンが務め、頭部にジェスが乗り込みテスタメントを直接カメラデバイスで撮影することで敵を捉える「目」となり、「8(ハチ)」がウイルスに対する制御を行い戦った。
テスタメント戦後、有視界コックピットは元のメインカメラに戻されたが、イルド・ジョラールとの戦いの際に再び改装される(なお、この時ジェスがカイトの敵討ちのためにメインパイロットを務めていたため、有視界コックピットにはベルナデット・ルルーが代わりに搭乗している)。この時のみ武装としてマディガン機専用の複合銃を所持している。
連載開始当初、本機の正体は明らかにされておらず、ストライカーパックが使用可能なことが判明した『電撃ホビーマガジン 2005年2月号』と同時期発売の『ガンダムエース 2005年2月号』では、当時は詳細不明だった「ZGMF-X12A」との関係を疑う描写がされるなど、中盤までは本来の素性が不明の機体とされていた。