名称:

ムラサメ

(MA形態)(MVF-M11C)
ステータス: オーブ軍のMA
タグ: モビルアーマー量産機変形可能戦闘機オーブ軍
塗装: (MA形態)
形態: ムラサメ
ワールド: 機動戦士の世界
作品: 機動戦士ガンダムSEED:Destiny
等級: B

M1アストレイの後継主力機として開発されたオーブ軍の空戦用可変モビルスーツ。

ウズミ政権の中立宣言以来、オーブは中立国としての立場を堅持し、その戦力は外征軍としてではなく、あくまで本土・沿岸水域防衛のためのものとして整備されていた。しかし、C.E.71年6月に地球連合との戦いに敗れて一時主権を失って以降、オーブ国防軍の軍事政策に変化が起きる。すなわち、攻め寄せる敵軍を眼前に迎えて本土籠城戦に徹するのではなく、外洋型攻撃戦力によって敵軍を本土接近前に叩く積極防衛に転換し、艦船やMSにも制圧力が求められるようになった。このドクトリンからすると、従来オーブが整備してきた沿海水域防衛用の艦隊編成と、航続距離と速度の不足した飛行MS M1アストレイ・シュライクでは、制圧力不足であった。こうして、外征能力を持つ大型航空母艦「タケミカズチ」とともに固定翼戦闘攻撃機の能力を併せ持つ可変MS「ムラサメ」が開発されることになったのである。MS形態に関してはM1アストレイの陸戦能力を受け継ぐ機体として設計された。また、航空機である飛行形態は空中での旋廻性能に優れた特性を持つ[7]。

その飛行能力は機体が軽量であることやMA形態への変形機構を有することから、機動性、加速能力、航続距離などあらゆる点においてかなり高いレベルを獲得しており、可変機としては連合・ザフト双方の機体と比較してもトップクラスの性能を誇る[9]。また、国土の防衛が目的であるが汎用性も考慮されており、宇宙空間での運用も可能である。武装はビームライフルやビームサーベルなどの基本装備のほか、MA形態時用のビーム砲や空対空ミサイルを備えている。さらに、主翼のハードポイントには連合のジェットストライカーと同規格の対艦ミサイルを装備可能としている。

初登場は第14話で、結婚式場からカガリを強奪したフリーダムを止めようと接近するが、直後に翼を切断されて墜落している。

第15話では、オーブ-プラントの外交関係の変化を知らずに領空に侵入してしまったアスラン・ザラのセイバーに警告を与えるため、馬場らが駆る2機が緊急発進している。

その後、ダーダネルスでの戦闘では地球軍の増援となったオーブ艦隊の空母タケミカズチ艦載機としてミネルバと交戦する。この戦闘ではアークエンジェルからアンドリュー・バルトフェルド専用機も出撃し、カガリのストライクルージュやアークエンジェルを守って奮戦している。さらに、クレタ沖の戦闘では猛爆撃によってルナマリアのガナーザクウォーリアを大破させた後でカガリに説得されるも、死に場所を定めた馬場らのムラサメ隊は特攻を敢行し、彼はミネルバに甚大な被害を与えたほか、別の者はカガリをインパルスの攻撃から庇い、散っていった。

M1アストレイの後継主力機として開発されたオーブ軍の空戦用可変モビルスーツ。

ウズミ政権の中立宣言以来、オーブは中立国としての立場を堅持し、その戦力は外征軍としてではなく、あくまで本土・沿岸水域防衛のためのものとして整備されていた。しかし、C.E.71年6月に地球連合との戦いに敗れて一時主権を失って以降、オーブ国防軍の軍事政策に変化が起きる。すなわち、攻め寄せる敵軍を眼前に迎えて本土籠城戦に徹するのではなく、外洋型攻撃戦力によって敵軍を本土接近前に叩く積極防衛に転換し、艦船やMSにも制圧力が求められるようになった。このドクトリンからすると、従来オーブが整備してきた沿海水域防衛用の艦隊編成と、航続距離と速度の不足した飛行MS M1アストレイ・シュライクでは、制圧力不足であった。こうして、外征能力を持つ大型航空母艦「タケミカズチ」とともに固定翼戦闘攻撃機の能力を併せ持つ可変MS「ムラサメ」が開発されることになったのである。MS形態に関してはM1アストレイの陸戦能力を受け継ぐ機体として設計された。また、航空機である飛行形態は空中での旋廻性能に優れた特性を持つ[7]。

その飛行能力は機体が軽量であることやMA形態への変形機構を有することから、機動性、加速能力、航続距離などあらゆる点においてかなり高いレベルを獲得しており、可変機としては連合・ザフト双方の機体と比較してもトップクラスの性能を誇る[9]。また、国土の防衛が目的であるが汎用性も考慮されており、宇宙空間での運用も可能である。武装はビームライフルやビームサーベルなどの基本装備のほか、MA形態時用のビーム砲や空対空ミサイルを備えている。さらに、主翼のハードポイントには連合のジェットストライカーと同規格の対艦ミサイルを装備可能としている。

初登場は第14話で、結婚式場からカガリを強奪したフリーダムを止めようと接近するが、直後に翼を切断されて墜落している。

第15話では、オーブ-プラントの外交関係の変化を知らずに領空に侵入してしまったアスラン・ザラのセイバーに警告を与えるため、馬場らが駆る2機が緊急発進している。

その後、ダーダネルスでの戦闘では地球軍の増援となったオーブ艦隊の空母タケミカズチ艦載機としてミネルバと交戦する。この戦闘ではアークエンジェルからアンドリュー・バルトフェルド専用機も出撃し、カガリのストライクルージュやアークエンジェルを守って奮戦している。さらに、クレタ沖の戦闘では猛爆撃によってルナマリアのガナーザクウォーリアを大破させた後でカガリに説得されるも、死に場所を定めた馬場らのムラサメ隊は特攻を敢行し、彼はミネルバに甚大な被害を与えたほか、別の者はカガリをインパルスの攻撃から庇い、散っていった。