ファ・ユイリィは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』及び『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の人物。『機動戦士Ζガンダム』の主人公カミーユ・ビダンのガールフレンドである。
小説版における漢字表記は花 園麗。
本編のヒロイン。年齢は17歳。カミーユ・ビダンとは隣人かつ高校の同級生。両親が留守がちなカミーユの世話をよく焼いており、テレビ版冒頭では彼の爪を噛む癖を注意している。出身はサイド1の25バンチであり、一年戦争後にサイド7(グリーン・ノア)に移住してきた。
宇宙世紀0070年10月9日生まれ。血液型はAB型。食べ物の好き嫌いはない。将来の夢は社会の役に立つ人になること。
カミーユがガンダムMk-IIを強奪したことが原因で、彼と知り合いという理由からティターンズに追われる身となり両親と生き別れる。程なくしてブライト・ノアの手引きで宇宙巡洋艦アーガマに難民として収容され、すでにエゥーゴのモビルスーツパイロットとなっていたカミーユと再会を果たす。戦時における感覚の差異から当初はすれ違いを生むが、自身もカミーユを案じてパイロットとなるべく志願して訓練を受ける。
月での訓練修了後、アーガマにΖガンダムを運搬する役割をもって帰属。以降エゥーゴ軍曹、補欠パイロットとしてグリプス戦役に参戦することとなる。元来はごく一般的な少女であり、軍人としての適性があるとは言い難いが、戦況の悪化と何より自身の意志の強さが戦線離脱を許さず、レコア・ロンドと併用される形でメタスのパイロットとなる。レコアの離脱までは出撃の際にハロを使って出し抜くなどしてメタスを奪い合う。戦災孤児のシンタとクムの世話役を引き受け、周囲の理解と協力を得ながらパイロットとして、人間として成長していく。
常に非情な現実に向き合い続けるカミーユの傍らで常に彼を想い、その心を支えるが、当のカミーユ本人はホンコンシティで出会ったフォウ・ムラサメに心を惹かれ、ファのことは幾分ぞんざいに扱う(ファはフォウの存在を知らない)。カミーユに近づく女性に対しては嫉妬心を露わにする場面もあり、エマと話しているのを面白くないと思ったり[2]、カミーユがサラ・ザビアロフの尋問を行った直後にはカツ・コバヤシに煽られてカミーユに食ってかかる。カミーユが自分の兄であるとの洗脳を受けたロザミア・バダムに対しては「兄の理想の恋人」とおだてられ、警戒はするもののある程度は受け入れている(ただし41話でロザミアがティターンズに戻った時は安堵の声を洩らしている)。敵に回ったレコアに真意を問うため戦闘中にモビルスーツを降りたり、再強化でアーガマ滞在時の記憶を失ったロザミアから銃口を突きつけられながら必死に説得を試みるなど、気丈な振る舞いが目立つ。