モーガン・シュバリエの乗機で、初期生産型の105ダガー。元々ムウのために用意されていたものの、使用されなかったガンバレルストライカー(元々アラスカ(JOSH-A)に帰投したアークエンジェルに、ムウ・ラ・フラガ専用装備として配備される予定であったが、ムウがアラスカでアークエンジェルと共に脱走したため実現はしなかった。連合としては、ストライクの活躍がコーディネイターではなくナチュラルのものであったとして宣伝したい意図があり、そのため「エンデュミオンの鷹」の二つ名で知られるムウがストライクに搭乗していたとし、それまでの戦いも彼が行っていたかの様に見せかける予定だった。また、ムウはカリフォルニア士官学校に転属が決まっており、上層部は実戦を考慮せず、プロパガンダの意味でしかこの機体を考えていなかった。その後、「月下の狂犬」の二つ名で知られるユーラシア連邦陸軍大尉モーガン・シュバリエに高度な空間認識能力があることが判明し、ガンバレルストライカーは彼の105ダガーに装備された)を装備し、ガンバレルダガーとして運用された。
フォトストーリー作品『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B』では、モーガン・シュバリエの機体がボアズ攻略戦に参戦、複数のガンバレルストライカーを用意し、損耗の度に交換する戦法を駆使して高い戦果を上げる。
『SEED MSV戦記』では、シュバリエ搭乗の本機は第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて5機の105ダガーを率いて、ドクターことミハイル・コースト以下のジン・ハイマニューバ6機と交戦。ミハイルを追い詰めるものの、ジェネシスの発射で戦闘の中断を余儀なくされる(ミハイルは味方からのメッセージで離脱)。ガンバレルダガーは4機の内3機がジェネシスに巻き込まれ、シュバリエの部下は全員ジェネシスの犠牲となる。
なお、コミカライズ版では部下の無鉄砲な行動が逆にジェネシスの射線から逃れることに繋がり、その後に部隊を率いてジェネシスに取り付こうとするが、火器運用試験型ゲイツ改に阻まれて機体は大破する。
漫画作品『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』では第1次連合・プラント大戦時にカナード・パルスのハイペリオンと交戦。漫画版『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』では戦後の南アメリカ独立戦争では偽情報によって宇宙へと上がってきたエドワード・ハレルソン搭乗のレイダー制式仕様と交戦する。
『VS ASTRAY』では、月基地に接近してきたルドルフ・ヴィトゲンシュタインのグフイグナイテッドと交戦・捕縛する。