ザフトの陸戦用砲戦型MS。宇宙用の建設作業機である作業用機器から発展し、ジンとは異なる開発系統を持つ。C.E.70年3月15日、オペレーション・ウロボロス採決の折にプロパガンダの意味をも込め、世界に発表された。タンク形態への変形機構を持ち、砂漠などの環境で移動砲台としての機能を発揮する。また、タンク形態は砲撃時の安定性を高める効果を持つ。
しかし、MSとしての基本性能、特に機動性は低く、戦争緒戦においては機動性に優れたバクゥがより大きな戦果を挙げ、こちらが主力として君臨している。本機はザフト上層部の意向により、プラント内での自然環境保護の観点から運用試験が満足に得られないまま実戦投入が行われており、その開発中から時代遅れの機体であるとされた。一方、世界公表の折には犬型のバクゥよりも外観から高い火力が容易に想像できるザウートは、連合軍において脅威とみなされた。その後、実戦において両者の評価は逆転している。
しかしながら、装甲と火力は秀でるものがあり、緒戦においてはバクゥとの連携作戦における囮役として活躍したうえ、地上戦艦では砲台として活躍している。
そのほか、ギガフロート建設の際にはジャンク屋で作業用に改修され、クレーンなどを装備したものが活躍していた。