正式名称は「F-7D スピアヘッド 多目的制空戦闘機」。コックピット前方にカナード翼を持つクロースカップルドデルタ方式を採用した[9]、双発のVTOL戦闘機。ジェットストライカー装備のダガーシリーズやウィンダム、航空可変MSレイダーが登場するまで連合空海軍の主力を担った。
武装は20mm機銃×4、胴体内にウェポンベイがあり、ドラム式ランチャーにミサイルを6発搭載する。重力下では大幅に行動が制限されるMSに対しては数少ない有効な兵器であり、ザフトの空戦用MSディンに対しても火力、旋回性では譲るものの、速度、航続距離では上回る。スカイグラスパーの開発母体となった機体でもあり、機首形状に類似点を持つ。
『SEED MSV戦記』では、エドワード・ハレルソンが単独操縦して参戦したC.E.70年8月の南米上空戦にて、ディン電子戦仕様を固定翼で切り裂いたことから「切り裂きエド」の異名を持つようになった。
『SEED』ではオペレーション・スピットブレイクでアラスカの地球連合本部所属の本機が多数登場し、ザフトのモビルスーツ隊と交戦した。オーブ解放作戦にも参加し、アークエンジェルにミサイル攻撃を行っている。
『SEED DESTINY』ではジェットストライカーの制式採用により、メビウス同様の二戦級兵器となっている。しかし、ダーダネルス開戦前に偵察機と思われるスピアヘッドが二機飛行したり、J.P.ジョーンズの甲板に係留されている本機の姿が確認できるなど未だに現役で使用されている。
主な搭乗者はムウ・ラ・フラガ、エドワード・ハレルソンなど。