青い機体色と頭部の一本角状アンテナが特徴の砲撃戦特化機。機体名はエジプト神話の女神「ヴァイエト(ハウヘト、またはヘヘト)」に由来する。
バックパックのジェネレーターと有線接続された大型ビーム砲。ウイングガンダムのバスターライフルを上回る威力と連射性を有しながら、ジェネレーター直結式とすることで発射回数も大幅に増えている。ビームが広角射出されるために単機への攻撃のみならず、複数機や要塞戦でも使用可能な性能を有している。ジェネレーターは発砲時にカバーが展開し、排熱を行う構造となっている。
のちのビルゴにもマイナーチェンジ型が標準装備され、アルトロンガンダムのビームキャノンにも本武装の技術が応用される。
OZ宇宙軍のMS開発区で、レディ・アンが5人の科学者から機体の解説を受けているところを、侵入したヒイロが上半身のみの完成度50パーセントの本機を起動し、ビームキャノンを発射するも、同じく完成度80パーセントのメリクリウスのプラネイトディフェンサーに無効化され、双方エネルギー切れで機能停止する。完成後はテストパイロットとしてトロワが搭乗し、ヒイロのメリクリウスとともに任務に就く。
MD型トーラスを率いて、サンクキングダム大使として宇宙に上がったゼクス・マーキスのトールギスと交戦するが、ヒイロのメリクリウスを援護するかのように装いつつ、味方のトーラスをビームキャノンで巧妙に破壊していく。
その後、未確認のガンダムがOZの基地やコロニーの破壊を始めたという情報が入り、それを迎え撃つために再度出撃する。それがカトル・ラバーバ・ウィナーによるものであると知るトロワは、デュオ・マックスウェルと張五飛の新型機の完成とタイミングを合わせて再びOZに反旗を翻そうと考え、カトルの乗るウイングガンダムゼロの性能を見極めようとする。しかしゼロシステムに取り込まれ、理性を失ったカトルは容赦なく2人を攻撃。トロワはカトルを説得を試みるが、ウイングゼロのツインバスターライフルにより機体が半壊するダメージを受ける。さらに止めの一撃を撃たれようとするヒイロのメリクリウスをかばい機体は爆発、トロワは宇宙空間に投げ出される。
のちにホワイトファングに拘束された5人の科学者によって、トロワの戦闘データが組み込まれたMDとして、ヒイロのデータを搭載したメリクリウスとともに再製造される。リーブラに潜入してデータを持ち出したヒルデを追い詰めるが、助けに入ったデュオによってメリクリウスとともに撃破される。