『機動戦士Ζガンダム』に登場する、グワジン級の流れを汲む超大型戦艦。ネームシップの他に同型艦が2隻建造されている。
艦体色や艦体後部に設置された巨大な球状燃料タンクなどにグワジン級の名残を留めている。艦体上部にMSカタパルト2基、下部にMSを任意の方向に射出できるMSランチャーを備える。対艦火力では劣るが長距離巡航性能と搭載MS数はティターンズのドゴス・ギアをも上回る。その主砲でグリプス2(コロニーレーザー)の核パルス・エンジンを破壊している。
全長など詳細スペックは設定されていないが、劇中ではドゴス・ギアと並ぶシーンがあり、同艦よりさらに大きく描かれている。MS搭載数も不明だが、ガザCクラスであれば100機近く搭載可能との説もある。対空火力については、設定書に「無数」と書かれている。いずれにせよ、1隻で数隻の艦隊と同等の作戦行動を可能にするコンセプトで建造された艦である。
なお、「グワダン」は撃沈されるものの、『機動戦士Ζガンダム』第49話で同型艦が登場、ハマーンのキュベレイと多数のガザCがここから発進している(グワダンの作画の使い回し)。この艦についての詳細は不明。以降は続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』を含め登場していない。