ハシュマル戦で損傷したバルバトスルプスを、歳星のMS工房で再改修した姿。「レクス」はラテン語で「王」を意味する。機体との一体化が進んだ三日月の戦闘データをもとに、反応速度が理論上の限界値にまで高められ、各関節部もパイロットの肌感覚と一致させた繊細な調整がなされている。外装にはハシュマルの残骸が一部流用され、より三日月の戦闘スタイルを反映させた獣のような外観に変貌している。特に前腕部は人型を逸脱するほどに巨大化し、内部には肘を支点に展開するサブアームが収納されている。
武装は、両端にパイルバンカーを搭載し柄の伸縮機構をもつ対艦用超大型メイス、素手での刺突に適した希少金属製のマニピュレーター「レクスネイル」、腕部に内蔵された200ミリ砲、ハシュマルの装備を転用した背部の有線射出式「テイルブレード」、かかとに内蔵されたパイルバンカー「ヒールバンカー」。追加兵装として対艦ランスメイスが設定されている。
火星本部からの脱出時には、左腕を第1形態のものに換装し、左肩にレギンレイズの肩部装甲を装着した最終決戦仕様が考案されるが、未採用となる。