『M-MSV』で設定された。初出は『SD-CLUB』第13号。「陸戦型百式改」、「百式改陸戦仕様」と表記していた資料もある。デザインは大河原邦男。
ネモやジムIIではティターンズの新型MSに対抗できなくなり、戦力不足を痛感したカラバがエゥーゴから各種データの提供を受け、大気圏内用に再設計したMSのひとつ。機体各所に防湿・防塵対策がほどこされ、森林や市街地のほか沼地や砂漠、または短時間であれば水中でも変わらぬ性能を示したとされる。バックパックは高機動デバイスを廃して新規に設計され、自由落下戦闘時やホバリング時に脚部スラスターと併用して最大の効果を発揮できるように設定されている。
頭部パルス・レーザー砲はバルカン砲に変更され、肩付け根にグレネード・ランチャーを増設している。両肩のハードポイントが廃される代わりにバックパック上部にウェポン・ラックが設けられ、オプションとしてミサイル・ポッドとビーム・キャノンが用意されている。銃身下部にレールガンを追加したビーム・ライフルを携行、ビーム・サーベルの装着位置はバックパックに変更され、空いた臀部にはハンド・グレネードを装備。また、スペックには記載されていないが伸縮機構を備えた専用のシールドが用意されており、先端にミサイルを内蔵する。塗装は金色ではなく光沢のある濃淡グリーンを基調とし、この機体色を「景観に適合させた」と記述している媒体もある。
漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、宇宙世紀0088年8月のネオ・ジオン軍による地球侵攻作戦において、1機が北米ニューヤーク基地防衛の任に就き、オプション武装を装備した重装型として出撃している。パイロットはスパルナ・キャリバン大尉。