CVが開発した初期の機体で、一般格闘戦用MS[10]に区分される。一般機はグレー、「黒の戦隊」所属機は黒色と薄紫色を基調に塗装されている。
CVはあらかじめ立てた戦略に応じた機体を開発しており、企業や組織としての妥協を排除したMS製造をおこなっている。精製技術の進歩により、高価な特殊装甲材を用いずにガンダリウム合金に匹敵する強度と重量を備える。
頭部のハイブリッドセンサーはガンダムタイプに匹敵する索敵能力をもち、射撃照準用サブセンサーをバックパックに配している。ゴーグル型のカメラ・アイは探照灯の役割も果たす。小型・高出力熱核反応炉[16]を背面側に露出させ、バックパックで蓋をするという構造の工夫により、機体サイズの割りに大型高出力のジェネレーターが搭載可能となり、地球連邦軍のジェガン系列を凌駕するパワーウェイトレシオを実現している。一般化しつつある小型MSの中でも、新世代MSの標準装備をいち早く確立し、大きな革新を遂げている。標準塗装はグレーを基調とする。
漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』では、デナン・タイプ(設計図に描かれているのは本機)の開発計画をサナリィとAE社にリークし、MSの技術革新をうながすとともに、到達目標の共有により彼らの試行錯誤を吸収できたことをハウゼリー・ロナが0116年に語っている。計画によれば、全高14メートル級でビーム・シールドを装備、ジェネレーター出力は25メートル級の「ガンダム」を超える4,000キロワット以上を目標としていたとされる。