篠原重工八王子工場製造、陸上自衛隊機械化空挺師団所属の軍用レイバーである(形式番号:ARL-99、ARL-99Bとも表記)。
AL-97 アトラスならびにAL-97B サムソンにかわり、陸上自衛隊機械化空挺師団に配備されたレイバー。正式名称は99式空挺レイバーだが作中では空挺レイバーやヘルダイバーと呼ばれることが多い。なおテレビ版45話で搭乗した操縦マニュアルの表紙には『篠原99式AV』と書かれていた。火器類に関しては先代機種に及ばないものの、機動性・汎用性に富み、格闘戦能力がめざましく改善されている。イングラムの警視庁採用と同時に開発が開始されたため、同機の開発で確立された技術を多数使用している。基本フレームはイングラムと同じだが、降下用などの補助動力追加、着地時の衝撃に耐えるため強化型ショックアブソーバーが使用されるなど、脚部を中心に改良が施されているために一回り大きくなっている。頭部にカメラ保護用のバイザー、脚部には降下速度を軽減するダイブブレーキが装備されている。輸送時には肩部を折りたたむことが可能。コクピットは密閉式だがイングラム同様首下のハッチから搭乗者が直接視認することもできる。武装は99式自動砲をはじめとし、コンバットナイフや対戦車ミサイルランチャーなど、多数のオプションを装備可能。リアクティブアーマージャケットの試作も進んでいた(後述)。
局地制圧などに使用され、航空自衛隊に所属する専用のC-4輸送機に格納、パラシュートおよび胴体前後に減速用ロケットブースターを装着し降下して奇襲をかけることが可能で、野戦時にはカモフラージュ用のステルスネットを使用する。実際の第一空挺団と同じく習志野駐屯地に配備された。
劇場版1とテレビ版では色指定が異なり、オプション装備としてコンバットナイフが追加されたのみで形状的な差異は無い。テレビ版での小隊長(不破)機はバイザー、コクピットなどが本体色と違う色(ダークグレー)で塗り分けされていた。